「俺、頭足りないから・・・」と嘆く子どもたちを勇気づける

最近、セシルこども英会話に通う、小学生や中学生から同じような言葉をよく耳にします。

それは、

「俺、頭足りないから・・・。」とか、

「私、生まれてこなければよかった。」とか、

「ぼく、アホだから・・・」などなど。

これらはアニメかテレビの流行りなのだろうか。

ハワイ、パールハーバーにある、「Battleship USS Missouri Memorial」
ミズーリの甲板からの眺め

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

英会話の指導して、どうしてこのようなネガの発想になるのかよくわからない。

なかなか単語が覚えられないらしく、苛立たしい自分に蔑むようなことを平気で言う。

よく彼らのことを聞いていると、もう口癖みたいになっている。

ただ、彼らの言葉に真っ向から反対して、

「ばかじゃないよ」とか、「そんなこと言わないほうがいいよ」と言っても彼らには響かないので、一人ひとりとじっくり時間をかけて話をしたりする。

日本には「言霊信仰」があって、悪い言葉や縁起の悪い言葉は避けるように忌み嫌っているけど、これは心理的に正しいと思う。

自分に対して、「私はバカだ！」と何回も言い続けると、バカじゃないのに本当にバカな行動、しまいには自分はバカだからと、自分の行動に責任をもたず、それから次第に無気力になっていくと思う。

自分で自分を洗脳、刷り込んでしまうことができるのだから、もっと自分を励ます言葉を選び、言い続ける習慣をつけるといい。

それが自然とそうなってしまう。そう、いい意味で暗示がかかってしまうのである。

彼らに、

英会話の学習に、バカ、アホであるかどうかは関係ない。

やるか、やらないか。

やり続ければ、しゃべれるようになるし、止めればしゃべれないだけ。これにバカ、アホは関係ないでしょ？、とよく伝えている。

そこをしっかりと理解できるようになるまで、時間がかかるのです。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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