個人主義が行き過ぎると国が破綻する

「個人主義」という言葉があります。

《individualism》個人主義とは、国家・社会の権威に対して個人の意義と価値を重視し、その権利と自由を尊重することを主張する立場や理論。　デジタル大辞泉より

自分の権利と自由を尊重することを主張すること。

「個人主義」の反意語が「全体主義」。

全体主義とは、個人の権利や利益、社会集団の自律性や自由な活動を認めず、すべてのものを国家の統制下に置こうとする主義。デジタル大辞泉より

さて日本は個人主義でしょうか、それとも全体主義でしょうか？

個人主義とは

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

アメリカの大学の水泳大会で、男性から女性になった生物学的には男性が女性として、出場しました。

元々彼は水泳をしていたこと、体格に恵まれていたこともあり活躍していました。

その彼が女性として目覚めたことで、体は男でも女として大会に出場しました。

大学の大会主催者も彼の出場を認めました。

結果どうなったか。

当然、彼が一位を独占しました。

めでたし、めでたし。

そんな話にはなりませんでした。

彼が女性に目覚めて女性として生きることには、誰も何も言えないけど、女性として出場できないのは、

差別

とか

人権侵害

とかクレームをし、またそれになびく怪しい団体が彼をサポートし、ワイワイ大きな声で騒ぎ、大会や大学側に圧力をかけていたようです。

結果、

「差別してはいけない」ということになり、彼の権利や主張が認められました。

マイノリティを認めると、他のマイノリティにしわ寄せがきます。

そう、女学生のトップスイマー達です。

身体的に男性と比べて不利な女性に絶対に勝ち目はありません。今までの練習がすべて無駄になったわけです。

勝手にルールを変えられたのです。

この出来事は大きな波紋を残すことになりました。

恐らく日本にも数年したら同じような出来事が起こるような気がします。

学校のクラスで何か決め事を行うときに、普通は多数決を行います。

少数意見は通らなかったけど、決まったことに納得しないといけません。そうしないと、物事うまくいきません。

クラスで全員一致を目指すことは望ましいけど、まず難しい。そこで少数意見を尊重して、権利として認めてしまうと学級崩壊します。

子供のときにいましたね。クラスの２，３人が絶対に反対する子たち。ブーブー文句は言うし、声がでかい。認めろ！認めろ！と。

でも多数決で決まっても、文句言っていたら担任が

「うるさい！文句言うな！」

と言えばそれで終わり。

結果うまくいきます。

個人の主義や主張、権利を認めると、家族が崩壊します。

そして学校や会社などの組織が壊れ、しまいには国が破壊されます。

重要なのは、個人は大切だけど、全体主義に偏りすぎてもいけない。

大学の水泳大会も一人の権利を認めると、大会そのものが壊され、女子スイミングの大会や組織自体が壊され、女子のスポーツがこの世から無くなることになります。

これを意図的に煽っている団体や組織、個人がいるから気をつける必要があります。彼らの言っていることは、大体無理がある。それを知ってかマスコミなどが煽り、SNSで一気に拡散するので、一般人は結局何が正しいのか分からなくなります。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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