兄弟と思っていたぐらいのクラスの仲間が辞めてしまった

英会話スクールを運営していると、いろいろなことが起こります。

良いこともあれば、悪いことも。

あまり芳しくないことの一つといえば、「生徒の退校」だろう。

生徒さんの辞める事情は様々で、本人もしょうがない気持ちでいることもあります。

「京都御苑」に家族で行ってきました。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

小さい時からセシルで習い始め、６年以上通っている子達が在籍しているクラスでは、みんな幼馴染で、まるで兄弟のような関係ができあがったりしています。

学年が違うクラスに在籍しているクラスでは、年上の子が進学しても先輩、後輩のような間柄にならず、気さくに和気あいあいな関係であることもあります。後輩の先輩に対する喋り方を聞いても、お互いに学年さえよくわかっていないってこともあるぐらいです。

そんなある日いつものようにレッスンが終わりました。ただクラスのみんなが去っても、一人教室に座ったままの子がいました。

私の空いた時間を見計らってか、そばにやって来て頭を下げながら、

「先生、今月でセシルを辞めなければいけません。長い間ありがとうございました。」

私はそのことばに少し驚きを隠せなかったけど、その生徒が辞めなければならない切羽詰まった事情を説明してくれました。

私から、いっしょに学べるのは残り僅かだけどしっかり学んでください！と伝えたのでした。

そして最後のレッスンが終わり、いつものように彼らが帰宅の準備をしている間に、クラスの子が、

「今日が最後のレッスンだよね？」

と言うのでした。そのとき誰にも辞めることを言っていなかったんだと知ったのでした。

クラスの子が辞めることを聞いたのは、本人からではなく親から伝え聞いていたのでした。親から聞いた時点で本人もショックを隠せなかった感じでした。

寝耳に水の他の生徒たちは、

「え〜、どうして辞めるって言ってくれなかったの！？ひどい！」と。

私もちょっと冷たかないかい！？と思ったけど、私なりの解釈は、だれにも辞めることを言わず、そっと去りたかったんだろうなと思ったのでした。

生徒が去ってからしばらく経ったあと、クラスメートの子の一人は、長年一緒に勉強してきた仲間が辞めてしまい、ショックで帰宅後一人で泣いていたと聞いたのでした。

私がレッスンで見る彼ら生徒たちの一面と、普段見せない顔のギャップに本当に驚さかれた瞬間でした。

兄弟みたいに長年一緒に楽しく学んできたのに、突然何も教えてくれず去ってしまったことも悔しかったんだろうな。そんな傷ついた彼らの心の穴を埋めるために、講師として彼らの心の一面をケアをしながら英会話指導をしていったのでした。

彼らの英会話ができるようになる目標、しゃべれるようになりたい夢にが叶えられるためのサポートをしてあげることだけでなく、生徒の持つ感情、気持ちなど目に見えないことも合わせて指導することってやはり大切だな、改めて気付かされたのでした。

子どもに英会話を普段からしっかりと習得させてみたい親御さん！

以下の場所で開講しています。

社会人の方でコツコツと勉強しながら英語が話せるようなりたい方！

以下の場所で開講中！

各教室やコースのスケジュール等のお問い合わせは、こちらから。

もしくは

0120-506-346　か

052−385−8423　までご連絡ください！

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

最新記事 by 安田　英承 (全て見る)

• 英語が話せるための教材の選びの心得 - 2024-04-12
• 英語で質問できる力を鍛えることは大切 - 2024-03-29
• 日本人のレベルに合わせた英語テスト：TOEIC - 2024-03-19