Friendship：ゲームをするための友達かどうか。

セシル子ども英会話のクラスでは、子どもたちの悩みを聞いて一緒に考えたりすることがあります。

思春期で、悩みの中心が「友達関係」だったりします。

親にもなかなか相談しても、聞いてもらえなかったり、子どもたちが望むアドバイスをもらえなかったり、気持ちが晴れずモヤモヤ感一杯です。

そのような「人間関係」に悩みに悩み、「死にたくなる」なんて言葉まで聞かれることがあります。

北海道、小樽市内探索。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

学校での友人関係と授業後とは、どうも様子が違うようです。

学校での付き合いは、それはそれは楽しく馬鹿騒ぎもし、充実した学校生活であっても、授業後に同じ友達と遊ぶとなると、学校での付き合い方が違うというのです。

何が違うのか。

それはずばり、ゲームやスマホを持っているかどうか。

学校では、ゲーム機器などが使える環境ではないので、学校生活での人間関係は遊びや会話など直接お互いのやり取りはリアルで進行します。

でも、その楽しいノリのまま、学校が終わってから友人たちと集まって遊ぶ約束をしても、多くの子たちがゲームをもって遊びに参戦してきます。

ゲームをするための友達になってしまうのです。

ゲームをするというのは、自己の世界、自分が楽しむことに重きをおいてしまう人間関係になってしまうと思う。

個人的にはまったくゲームをしたことがないので、ゲームのことはさっぱりわからないけど、モノを介した人間関係は想像が付きます。

であれば、わざわざ集まらなくても各自宅でゲームを通信でやればいいのです。

友達関係がゲームをすることが前提の上で成り立っていたら、ナイーブな子たち、繊細な子たちは友達同士の話をすることに慣れないまま成長してしまうんだろうな、と感じることが多々あります。

ゲームを否定しているわけではないけど、子どもたちにとっての人間関係を、益々ややこしくさせていそうな気がします。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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