Health Insurance vs Health Ensurance：健康とお金の掛け方に考えてみた

厚生労働省のホームページから興味深い統計を見つけました。

日本の人口から年齢と死亡率、年齢調整率の推移を示したグラフです。

「心疾患」や「脳血管疾患」、「がん」は毎年少しずつ減少傾向です。このこのグラフから減少傾向の理由は記載されていません。

ただし、日本人は高齢化していることで、これらの疾患による死亡者数が上がっています。つまり５０歳代後半からグラフのベクトルが水平だったのが若干右肩に上がり始め、７０歳代から一気に上がります。

このグラフから高齢化で老衰や自然死よりも、上記３つの病気のどれかもしくは複数の要因で死んでいく傾向になっています。

そして高齢化しているので、3大成人病で死亡している数も急に増えています。その数を若年層まで当てはめて、リスクが高まっているように見えるけど、実際は全然違います。

どうも生命保険会社が医療保険の販売のために、印象操作してるんじゃないの？と。

本来は65歳ぐらいの人が対象だから、それより若ければまったく医療保険を買う必要がないだろうね。

食べ物にお金をかける

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

高齢化すれば、3大成人病になる確率が高まり死亡率が高くなるので、その寿命は受け入れるしかないのはわかりますよね。

あるデータでは、日本人が欧米人に比べて３大成人病で死亡する割合が低いデータがあります。

もともと日本人は罹る割合が低い（高齢者以外）のだから、アメリカやヨーロッパの健康食品やダイエットに関する流行りの情報は、楽しくないもの、続かないものは心理的に害を及ぼして病気になってしまうかもしれません。また流行りものは単なる気のせい、効果がないかもしれません。

日本の食事が欧米化し、ジャンクフードや甘いものが家庭の食卓に入ってきて、日本人の食文化が大幅に変わり不健康になったと言われています。でもデータを観ると一概にジャンクフードや加工食品だけが問題のようにも思えないし、医療の発達で死亡率が下がったのかもしれない。

それでも死亡者数は60歳代後半までは低いのです。

それなら食べたいもの食べて、健康に気にせず、運動もせずグダグダした不摂生な生活を続けて、健康診断で要精密検査の結果、メタボと診断されても、60代後半までの日本人の男女は簡単に死なないような気がします。

お金の面でも、毎月値段の高い健康保険料 （health insurance）、例えば、がん保険や三大成人病に特化した医療保険が売り出されているけど、そんなものにお金をかけるより、同じ金額で、health ensuranceのために人生を健康的に自ら進んで楽しむために、美味しいものを食べたり、楽しい体験をしたりすること、趣味にお金をかけるほうがよっぽどいいような気がするな。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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