海外生活経験のある日本人と英会話

英会話上達

シアトルに留学していたセシルの安田です。最近、海外へ旅行に行っていますか?海外で生活した経験はありますか?

海外旅行に行ったことがない?
「早く行きましょうよ」と言いたいです。

確かに最近の円安傾向で、海外旅行の費用は高い!もし家族一緒にということになると、そう頻繁に行けるものではないですね。借金するまではなくても、日本から定期的に出ることは、外から日本を観察したり、自分自身を見つめることができるよいチャンスだと思います。

今回は海外生活をお勧めする内容です。

ここでは海外生活経験者を2つのグループに分けます。

  • 目的をもって海外へ行った人(もしくは滞在途中、自力で現地に順応した)
  • なんの目的もなく、ただ連れていかれた、もしくは誰かについていっただけの人

目的を持って海外へ行くこと

目的をもっているかいないかで、帰国後の人生感が大変異なります。違う文化、言語や国民性の異なる人たちとの交流は慣れないながらも、刺激が多く有意義なものだと思う。

長期海外生活していて帰国した人や一時帰国した人たちと会う機会が多いのですが、目的をもって海外生活をした経験のある人とお話をさせてもらうと大変興味深く、日本の良いところ、悪いところ、非常識なところなどの話にとても共感が持てます。言葉では表現しにくいのですが、海外生活の長い人ほど、日本人っぽいような気がする。

日本国内にもいろいろな人がいますが、海外での生活で、様々な価値観を持った人たちの間で揉まれた経験のある人たちは、より広い視野で人と接する術を知っているようです。

そんな目的をもって海外へ行った人は、その経験がその人の人生にマイナスになっていることはないでしょうね。

アメリカでの駐在員の子どもたちが、現地の学校へ通学して、日本に帰国するとよく聞く話は、「自己主張が他の日本人の子どもより強くなる」と。良い意味でもありますね。アメリカでは特に、自分の意見を持ち、それについて発言できることが良しとされている文化だからです。でも、日本社会では「空気を読めない子」になってしまいかねません。自己主張が強くなるように鍛えられ、帰国後、周りの人の空気が読めるように鍛えられる、そんな普通の日本人が経験しないような逆境をたくましく乗り越えた子達の将来はすばらしいものでしょう。

小学4年生ぐらいの子どもたちを連れて、シアトルにホームステイや現地のランゲージスクールに通学しながら、3週間滞在し引率した経験がありますが、目的をもって参加したそんな子どもたちでも、帰国後の成長ぶりは今でも目に焼き付いています。

旅をするのに、年齢関係ないですよ!

アメリカ人の自己主張について、以前、日本のコストコ・ホールセールの新店舗建設で日本の建設会社とアメリカのSPAN建設会社との間で通訳をしたことがあります。

会議中、関係者全員が出席し建設の進歩状況の報告をするときに、日本の建築現場で通常あり得ることが、アメリカの現場でありえないことに関して、そのアメリカ人エンジニアがものすごい勢いで「自己主張」し、他の日本人がドン引きした場面がありました。通訳していた自分が言葉を選んだぐらい。

さすがに彼はその場の空気を読んで、自分の自己主張・意見の理由付けについて語り始めました。自我のことばかりやワガママからくる言い分ではなく、どのようにしたら全体の効率がよくなるかを考えての主張であることを。

そんな彼の説明で日本企業サイドも納得し、お互いに理解し合え、「一流の仕事人たちだな」と感心させられました。日本人は相手の意見も尊重するが、和をもっと大切にする文化ということ。自己主張が強い人がいても、周りの人がそれを受け入れることができることはすごいと思います。

海外旅行へ短期の滞在でも頻繁に行っている人との会話はおもしろい!

海外旅行へ短期の滞在でも頻繁に行っている人との会話はおもしろい!

 

グローバル化の歴史は繰り返す

遣唐使の時代から幕末の坂本龍馬の時代、明治、そして現在まで、日本はずーとグローバル化を目指していたような気がします。日本は、島国ですからね。でも時代が大きく動くときに必ず留学経験者や海外で生活した経験者が、一役を担っているのを歴史で知ることができます。

目的をもった才能のある日本人が海外に行って何かを学んで帰国すると、ものすごいパワーを生んでいるようですね。才能のある人同士の中で、海外経験をしてきた人が、均一な文化や習慣を持つ人たちの中に交わると、より良いものが生み出されるのでしょう。

さて、もう片方のグループの「目的なく、ただ付いていく、連れて行かれた人たち」が大変です。精神的に患う場合があるからです。

例えば、駐在員の家族、親から留学を勧められて嫌々海外生活をしていた人など自分の意思でどうすることもできない状況だった場合、精神的な病に侵された人や、宙ぶらりんの人生を送っている人たちを海外でも見かけたりします。

海外で駐在することになった家族の一番の犠牲者が子どもと聞きます。言葉の壁と環境変化に対する順応能力に耐えらえず、引きこもったり、円形脱毛になったりする子がいますね。その妻も、他の選択がなく夫についていくことになる場合、大変なストレスになったりしているようです。

でも滞在中にそんな状況から苦労して脱出した経験のある子どもや、なんとか自己解決した大人は、ストレスから解放されていきます。

目的がない、意思に反する海外生活は、見かけに反して、ものすごいリスキーなんです。

日本から定期的に出る!

海外生活の経験がある日本人でも、ずっと日本の社会にいるのは、お勧めしません。カエルって、熱い水の入った水槽にカエルを入れると、すぐに飛び出してしまいます。でも快適な水槽の中で快適な生活をしているカエルは、その水槽の水を徐々に水槽下から熱し始めと、熱さを忘れて水槽の中で死んでしまいます。

日本って生活する上で快適で素晴らしい国であると思いませんか?でも自分では気づかないそんな熱に、早く察知できる能力を奮い立たすのは、海外へ行くことが一番だと、海外生活経験者がよく理解していると思う。

英会話を身につけたいなど、どんな目的でも、一度海外で生活をすることをお勧めします。英会話を身につけること以上に何かを学べること、気づきを得る経験ができるのです。

The following two tabs change content below.
アバター画像

安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

コメント