赤ん坊を連れて飛行機での長旅

他いろいろ

我が子が生後5ヶ月ぐらいの時から5歳までの間、日本とアメリカの間を飛行機で移動中の話。

私たち夫婦はできる限り子供には、機内では静かに眠ってもらいたいことを考えていました。

乗客がみんな寝静まっている間に、親として子どもの泣き声で迷惑をかけたくないものと思っていました。

ちょっとぐらいなら仕方がないと思うけど、それが30分以上も泣き続けられると狭い機内では、お手上げだと思ったものです。そんなことを赤ちゃんに期待してもしょうがないんだけどね。

泣いている子どもに気を利かせたフライトアテンダントがすぐさま、子どもが好きそうなオモチャなどを持ってあやしたりしてくれますが、ほとんど失敗に終わっているな。

二人も三人もの泣いた子どもを抱えた海外のお母さんが一人で対応しているのを見ると同情します。

だから機内でも、子どもと私たち夫婦ができる限り快適に過ごせる方法はないものかと情報収集をしていました。

国際線(国内線?)では、エコノミークラスで「バシネット」というものがあることを妻から聞きました。

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バシネット

 

「バシネット」とは、機内の中央の座席の最前面は壁になっていて、その壁に大きなモニターがあったりしますね。その壁の前の一番最前列を予約時に確保できると、簡易式のベットを壁に取り付けることができるものです。

2歳ぐらいまでで、体重が10キロぐらいならそのベットで眠らせることができます。

格安航空券のエコノミークラスですが、予約時に必ずその席が確保できる便にしたものでした。

日本からロサンゼルスまでの間、10時間以上抱っこしながらや膝の上に乗せて寝かせるなんて、私はちょっと考えられなかったな。あまりの不快感で子どもが間違いなく、グズルことだったでしょう。

結果、バシネットは素晴らしいサービスでしたね。移動中一度も泣いたり、ぐずることなくぐっすり眠ってもらえ、快適な空の旅でした(笑)。0歳、1歳、2歳になる前まで利用させてもらいましたが、完璧でした。

親子とも満足!

 

で、2歳以上になるとこのバシネットが使えなくなります。

さてどうしようかなと・・・・。それに合わせて子どもにも航空運賃がかかりました・・・・。

そこで車の移動で普段から使っているチャイルドシートを機内に持ち込めることを他社でパイロットをしている友人から聞きました。

このサイズのチャイルドシートが機内のシートに合わなくなってしまった

このサイズのチャイルドシートが機内のシートに合わなくなってしまった

 

早速予約する便の航空会社に問い合わせをすると、規格に合ったものでしか持ち込めないことがわかりました。

よくチャイルドシートに貼ってある安全承認シールのことです。

今では、航空会社によってチャイルドシートの貸し出しもしているようですね。

なぜチャイルドシートを持ち込むことに決めたかというと、こどもが0歳の時から使っているもので、座り心地が良さそうなことと、車での移動中もそのシートでよく寝ていたから、飛行機でもよく寝てくれるだろうと思ったのです。

当然大きな荷物が一つ増えますが、アメリカで車をレンタルするときに使うことを考えていました。でも空港までの移動が大変だったな。スーツケース以外に、ストローラーも合わせてだったから。

機内の窓側の席にチャイルドシートをしっかりとベルトで止めて準備完了。

子どもは、いつもと違うところに見慣れたシートがあるのに戸惑いはあったものの、日本とアメリカの移動の間、これまたず〜と寝てくれました(笑)。

オススメですよ。

ただし、5歳になった頃、いつも利用している便の機種が変わり、座席の幅が小さくなりチャイルドシートが入らなくなりました・・・。せっかく機内に持ち込んだのにね。

仕方なく、大人が座る席と同じように座ることになりました。エコノミークラスの宿命か、座り心地はあまり良くなかったようで、今までのように移動中ず〜と寝てもらうことはできなかったな。やはり子どもにとっても移動時間の長いのは辛いね。

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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