子供に「早くしなさい!」と言わずに親がリラックスできる方法

英会話上達
FIRST THINGS FIRST 大切なことをまずやり終えましょう〜

こんにちは。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

FIRST THINGS FIRST
大切なことをまずやり終えましょう〜

 

新年を迎え今年の抱負はどんなものでしょうか?

昨年はなんかあっという間に終わり、毎日の忙しさに埋没して個人的な抱負も忘れてしまい、昨年の1年間はある意味全く個人的に成長しなかったなと反省しています。

ということは、自分自身の時間に対する考え方がとても甘い、「忙しさの言い訳」であったり、「重要なことを結局は後回しにする」そんな結果でした。

猛反省であります。

そんな自分の時間管理のダメダメ人間が、親として子供に時間管理について躾ができるわけもなく。

でも私の妻はめちゃくちゃ時間管理に厳しい。

 

本当に厳しい。

 

瞬殺されます。

 

夫婦共帰宅時間が遅くなり、我が子を迎えに行くことが今までの時間では難しくなってきた時のこと。

帰宅が遅くなるので、食事の時間、お風呂の時間が変わることになり、子供自身の生活のリズムを変えることを余儀なくされることになりました。

食事の時間とお風呂などの時間が変わっても、就寝時間と睡眠時間はできる限り変えないように決めていました。

ということは、

食事をしている時間やお風呂に入っている時間は変えられないけど、今まで帰宅後にしていた、片付け、遊びやリラックスする時間など子供自身がしなければいけないコトが今までに比べて時間的にタイトにせざるない。

私や妻も帰宅後、お腹が減っているし、疲れている、そしてイライラしがち・・・・。

そんな心理状態で我が子が、ダラダラ〜と帰宅後、カバンや服など出しっ放しで夕飯が始まる時間になっても遊んでいることが続き、

私や妻から

「Hurry up! Hurry up!  Clean it up!!」

「早くしなさい!片付けして、ご飯食べるよ。早く!」

毎日もう口癖のようになってくると、

我が子の反応は、

「なんか言っているよ」

みたいな態度で全くその場から動かない。

 

ご飯の食べる支度ができても

全く動く気配なし。

 

そこで堪忍袋の尾が切れた妻が

「You are not listening.  NO more dinner! 」

ドッカーン!と。

子供の皿が片付けられたところを見て、やっとコトの大切さを知り、大泣きする・・・・。

そんなことが続きました。

やれやれです。

 

みんな忙しい。

子供も大人もみんな忙しい。

 

目の前の楽しいことに夢中になり、しなければいけないことを疎かにしてしまうのは、大人の私でも子供でも全く一緒なんですね。

このやりた〜い感情をなんとかねじ伏せなきゃならない、自分の気持ちをコントロールするのはほんと大変です。

また、「早くしなさい!」毎回子供にいちいち、小言のようにいうのは親として面倒臭い!子供自身もやらなきゃいけないことぐらいは理解しているからね。

ましてやその場で叱って、大泣きすると泣き止むまでにもっと時間がかかる。

負のスパイラル・・・・・。

これは何としてでも知恵を絞るということで

時間に厳しい妻がアイデアを効かせてくれました。

 

週末に家族でリラックスしながら話し合いをする時間を設けました。

以前のこのブログにも書いた、

Happy Book:我が子に毎日自分ですることを親子で一緒に決めて、項目ごとにやり終えたらステッカーを1枚ずつ褒美にして、枚数がたまるとプレゼントがもらえる、我が家の伝家の宝刀を抜く(大げさだが・・・)」で自分で自分のことをするコトの大切さを子供自身に理解させるコトをしていました。

 

HAPPY BOOK
オリジナルの表紙:100円ノート

 

表紙を開くと中身・・・

我が家の「Happy Book」自分がやりたいと思わないとだめなんだよね。

 

一つ一つの項目の絵の下にステッカーとその横に達成した日付が書いてあります。

 

やるコト、しなければならないことを理解でき、習慣になっても

「いつ、どのくらいの時間をかけるのか?」

時間の大切さが子供にはわからない。

「早くしなさい!」

と親が言っても、

「早くがどのくらい早くなのか?」が子供にとって結構曖昧。

 

 

そこで、登場したのが題して、

「First things First Note」

「しなければいけないこと」、「大切なこと」をまず第一に初めにすることを「Happy Book」のノートの片隅に箇条書きにして、

それができたら遊べる。

当たり前のことを、当たり前のこととして、当たり前にする習慣って大切。

面倒なことや時間のかかることを始めにパッパッパ〜とやっちゃうと、自分が遊べる時間があることを話し合いました。

その中身のことを箇条書きにして目の前で示してあげると、案外にやらなければならない項目数が少ないと思ったらしく、子供もニンマリしていて、

「これなら楽勝〜」と思ってもらえた様子。(以前からやっていたことなんだけどね)

 

FIRST THINGS FIRST
大切なことをまずやり終えましょう〜

 

帰宅後の最重要項目:それは「Wash hands (手洗い)」

これはハードルが低いのですぐにできるはずだけど、目の前におもちゃがあったり、眠たかったりすると案外達成するのが難しい。

 

でも「遊びたい。」

団体での行動から解放されて、自分で遊べる空間が目の前にあるからね。

他の項目の「カバンや服の片付け」、「Bath: お風呂」と

夕飯前にやるコトがあるわけです。

最重要項目の後、次の項目に何をするのかを話し合った結果、

「遊び」をすることに。

ただし妻が子供に条件をつけました。

 

遊ぶ時間は「5minutes: 5分」

(厳しい〜!)

そして遊び始めると同時に自分でタイマーをセットすること。

タイマー
ただ押すだけ(笑)

 

5分経つと

「ピピピピピピ〜」

と鳴ります。

実際に自分でタイマーをセットさせると、

子供「え〜もう、はっやっ!

 

誰がタイマーをセットしても5分に鳴るんです。

自然と毎日のFIRST THINGS FIRSTと5分の大切さがわかってきたようです。

遊びの5分間はもう必死なんです。

 

ある日、私が子供と一緒に帰宅した時、

「ただいま〜」のあと、カバンと服を蹴散らかして、First things Firstの「手を洗い」を済ませ、すぐにダッシュでタイマーのあるキッチンへ向かい、タイマーをセットして一目散に目当てのおもちゃのところへ・・・・。

遊んでいる最中に「カバンとか服片付けないの?」と聞くと、

子供「邪魔しないで!I’m BUSY!(忙しい!)

私「はい。」

5分が経ちアラームが鳴ると遊びを終えて、残りの項目のカバンや服など片付けをさっさと済ませ、夕食の時間になるのでした。

すっげ〜と思った。

俺も今年は頑張ろう・・・・(とほほ)

 

Enjoy!

 

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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