ミサイル攻撃された時のための空襲避難訓練について質問してみた

ミサイル攻撃された時の空襲避難訓練について、我が子が通う学校へ質問状を出した時の話。

こんにちは。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

弾道ミサイル落下時の行動について「国民保護ポータルサイト」からの案内

政治的なことについて色々と言いたいことはありますが、横にまず置いておいて・・・。

最近、北朝鮮からミサイルが日本に向けて発射され続けています。日本海領域で漁業されている方たちにすると、いつ着弾し、ミサイルの残骸からでる猛毒で漁場が荒らされ仕事に集中できないことでしょう。

私自身、国際情勢の不安定さはあっても、そんなに慌てることもないかな、と。

また名古屋市内では空襲避難訓練なんて聞いたことがないし・・・。

日本国内で平和ボケしている自分にとって、「対岸の出来事」と思っていました。

でも日本領土の上空を、日本国を敵とみなしている国からミサイルが通過した時、

さすがに最低でも空襲避難訓練とその方法は知らないといけないなと思いました。

私はすぐに内閣府のウェブサイトで調べてみました。弾道ミサイル落下時の行動について「国民保護ポータルサイト」があります。

今までは発射されてすぐにスマホに「緊急ニュース」として情報が伝えらえてましたが、今回、上空を飛来する恐れや着実性があったので、日本の一部地域では、「Jアラート」（警報システム）で伝えられ野外スピーカーで警報が流れたと聞きました。

大東亜戦争時の「空襲警報」ですよね。

これってまずいでしょ！

私のような大人が生き延びるよりも、将来を担う子供達の安全の確保が最重要だと思っています。

大人が知恵を絞って最小限に被害を食い止めることは何かな？と考えたら、今の日本では相手国が発射する前に防御するための手段がなさそうなので、まずは逃げること。

Jアラートで警報が鳴って４分以内に日本国内のどこかに着弾する恐れがあります。１発だけでなく、数１００発まとめて飛んで、それに直撃したら避難しようがありません。でもこの４分以内に子供達の身の安全を守る、逃げ、生き延びさせることはできないのだろうか、と。

今の時点で名古屋市内の学校で空襲避難訓練をしているのは聞いたことがありません。

地震など自然災害の多い日本では、毎年9月1日に名古屋市の学校では避難訓練を実施しているけど、この場合、台風の進路がある程度予想がつくものや、地震があった後の避難にはある程度有効だと思う。そしてよく訓練されていると思う。

でもミサイルは奇襲攻撃です。

まさか！の時なんです。

この対応って、そのための訓練をしてないと咄嗟に対応できないと思う。

まず地下を目指すか、頑丈な建物が周りになければ諦めるのか！

そこで、我が子が通う学校の連絡帳に担任の先生に向けてと校長先生に宛てて、質問状を出しました。

要約すると、

１：空襲警報時のための避難訓練はしないのか？

２：学校の近くに地下鉄の駅があるが、限られた時間内でそこまでの避難経路の確保はできているのか？

と通学前の子供に書いて渡しました。

すると、

朝すぐに学校から電話がかかってきました。

教頭先生からのお電話でした。

お答えは、

教頭先生：「父兄として不安でいらっしゃいますね。教育委員会などから避難訓練に対する指示は出ていないが、近々、国などから学校へ訓練に関する通達がある予定。」

とのこと。

私：「もし今、空襲があったら？」

教頭先生：「Jアラートの警報から４分以内にできる行動がとても限られています。（私からの質問の）一番近くの地下鉄の駅まで全校生徒を移動させるのに最低でも２０分かかります。移動させるよりも、校舎の一番頑丈な１階に子供達を集合させて避難させます。」

とお答えいただきました。

世界で唯一の原爆で攻撃された被曝国として、近い将来各学校には核シェルターの予算ぐらいを確保してほしいなと思う。

それまでの間、親である私から我が子にできることは、

まずは親自身がすぐそこに迫るかもしれない危機感を持つ必要があると思っています。

そして「まさか」って時があるんだよ、と子供に伝えることかな。

セシルでも、レッスン中にこの「まさか！」が起こった時は、「国民保護ポータルサイト」の指示に沿って行動することしかないかなと思っています。

Enjoy!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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