ボランティア活動していますか？

普段、忙しい！

みんな忙しい。

volunteer（ボランティア）とは、無償で自発的に社会活動に参加したり、自分から行動すること、見返りを求めない、よりよい社会の実現を目指すことで、私は生まれてこの方一度もしたことがありませんでした。

あるとしたら「献血」ぐらいでしょうか。

こんにちは。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

近所の道端に誰かが花を植えているみたい

アメリカでは週末によく、ボランティア活動の一環でホームレスのための「can food（缶詰）」を譲ってもらいに近所を一軒一軒訪問したり、日系のコミュニティーのための活動など、いろんなボランティアをしていたよ～と、アメリカ人の妻から聞きました。

私も何か奉仕活動をしてみたいなあ、と思ってはいたけど自分には何ができて、どこで、いつ、どのように参加できるのか、調べようともせず、ただいい話が来ないかな〜と、口をポカ〜んと開けて「待ち」の状態でした。

こんな態度では、いつになってもボランティア活動なんてできるわけありません。

夏の間、私の家の近所の公園では、近所の子供達を集めて「ラジオ体操」を早朝行っていて、それに参加したことがありました。

「子ども会」がやっていました。私も子どもの頃は、皆勤賞の駄菓子が欲しくて夏休みの間1日も休まずに出席してたな。

「ラジオ体操第２」が終わると学区の会長さんが挨拶にお見えになり、個人的にお話しする機会がありました。

その方は朝の通勤時に交通安全のために交差点で立って、私のような社会人や通学中の子供達に「おはよう！」と挨拶をしていたので顔は覚えてくれていました。

すると彼は、毎朝6時に雨の日でも、ゴミ袋とピンセットのデカイやつを持って一人で近所のゴミ拾いをやっている、と。

「ゴミや吸い殻、空き缶、ペットボトルを道にポイ捨てしたり、公園や路上に野良猫に餌をあげるアホタレがいて、それを毎回見つけては処分しているんだよ・・・・」と話してくれました。

自己満足のために近所の大勢の人に迷惑をかけている「大人」がいるんですね。子供達の前でどのように自分の行動の説明ができるんでしょうね。

彼のような人がいるから近所の安全や衛生が保たれているんだな〜と感謝しました。

さて、俺がこんな活動に参加できるのか？・・・・・

・・・・・う〜、難しい・・・・。

そんなある日、我が子が入会している「子ども会」のイベントに参加した時、前年度の子ども会会長さんから、

「安田さん、是非子ども会の会長をやってください！」と声をかけられました。

正直、ちょっと躊躇しましたが、

即答で、「やります！」。

子ども会の会長に就任しました！（笑）

ちなみに私が「やる！」と決意した理由は、

最近、近所のお隣さえも誰が住んでいるのかよくわからないような近所づき合いではなく、少しでも風通しのよい地域になればということと、近所の子どもたちの間だけでも交流の機会を増やす手助けぐらいなら私でもできるかなと思った次第です。

そこで、会長就任後の初仕事は、学区の集会への参加でした。

先の学区の会長さんを中心に、学区にはいろんな人がボランティアとして携わっていることを初めて知りました。

会計、リサイクル活動、回覧板作成、防災などなど。

各役員の紹介時、会長さんから、「子ども会の会長で男性がなったのは今までで初めてです。」と告げられました。

「まじか！・・・・」

そして、また別の活動では、各地域のこども会の会長が集まる集会でした。

そこにいる人は私以外全員女性（爆）・・・。

父親はおらんのか！？

後先考えずに会長の仕事をしっかりと理解せずに、「やります！」とは言ったものの、いざ内容を聞くと書類を役所から集めてその作成、「遠足」などのイベントや、夏休みの「ラジオ体操」、「御神輿」や「防犯」、「交通安全」、「火の用心」、「夜回り」、「地域のお祭り」など。

げ！そんなにもやることあるんかい！

「やっていけるかな・・・」とめちゃくちゃ不安でした。

でもラッキーなのは私をサポートしていただいている副会長や会計の方が有能で献身的なため精神的に大変助かっています。

また別の活動がありました。

学区内の子供のいる家庭への訪問と挨拶でした。

訪問時のついでに、「子ども会」への参加をお願いしても「役員になることの煩わしさ」と「日常の忙しさ」からあまりいいお返事がいただけず、せめて親は何もしなくても良いから、子どもだけでも入会を！と誘っても断られることが多い多い。

一度子ども会の役員を引き受けたら、もう二度とやりたくない方もいるようで、子ども会から脱退への道にもなるんだとか・・・・。そして毎年入会者数も減っている現状です。他の地域はどうなんでしょうね。

地域奉仕にもあまり興味を示さない方が大半で、ましてや役員になることは、くじ引きで「ハズレ」みたいなもので、積極的でなく誰もやりたくないんだそうです・・・。

挨拶回りして感じたのが、近所さんとの関心の浅さと、できる限り関わらないようにしよう、みたいな空気。

私自身も、近所周りをしていて、こんなところに家があったのか！と知らされたり、我が子と同じクラスの子がこんなにも近くに住んでいることを初めて知りました。

先日も別の会議に出席した時に、興味深い話がありました。

これから小学校では「部活動」が無くなります。

教職員の負担軽減です。

でも子ども達にとって学校での社会生活の１つの機会が減ることになります。

今後１０年後に社会にどのような影響が出てくるのか見ものです。

程よい距離を保った近所付き合いと、安心な町のためにもお互いの交流はとても大切ってことはみんなわかっていても、なかなか行動に移せないのは、私もつい先日までボランティア活動をしようと行動しなかったんだから、当たり前といえば当たり前なんだろうな。

これからは「近所のうるさい、おっちゃん」になろうと思う。（笑）

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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