英会話のレッスンで「Inverted pyramid style（逆ピラミッドスタイル）」で英文を書いてみる

英会話のレッスンで英文を書く練習に時間を当てる事はあまりありません。

文章を作る練習は、主に宿題でやってくることになります。

英会話ができるようになるために主に、聞く、話すだけの練習よりも、読んだり書いたりする練習を加えることで、英語力が底上げされます。

「Inverted pyramid style（逆ピラミッドスタイル）」について学習する機会がありました。

アメリカのロサンゼルスからサンディエゴに向かう途中のベーグルショップで、クリームチーズたっぷりのせたシナモン味のベーグルと一緒にコーヒーを朝食に。うまい。毎朝こんなの食べていたらデブまっしぐらですよ。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

これは文章の書き方、文章構成についてになります。新聞記事がこの「Inverted pyramid style」で書かれています。

新聞記事って他の文章と書き方、例えば「起承転結」とは異なっていて、「見出し」、「リード」、「本文」と新聞の一面を見ると違いがわかると思う。

忙しい読者のために書かれたこの文章構成は、ものすごく理にかなっていて、忙しい読者が故に、興味のある見出しに目が止まり、何についての情報なのかが「リード」を読んでわかるようになっています。

このリードには、5W1H、つまり、

いつ（WHEN）、

どこで（WHERE）、

だれが（WHO）、

何を（WHAT）、

なぜ（WHY）、

どのように（HOW）

の情報があれば、何について書かれた記事がすぐ分かりますよね。

つまりまっ先に結論を書くことで読者が内容を理解し、もっと続きを知りたいであろう詳細をその後に加えていく文章の書き方になっています。

大切な情報が先の方にあるのでピラミッドの逆三角形で重要性を示し、ピラミッドの下の方に行くと細くなるから情報の重要度も低くなるという書き方になります。

日本語でこんな文章を書くのも難しいのに、英語で書けるのか？

なんちゃってコピーライターや記者の真似事ならできるかもしれないけど、実際は相当な量のトレーニングを受けていないと英語でも日本語でも難しい。分かりますよね。

でも記事を読むとき、例えば英字新聞を手にしたときに、この新聞独特の文章構成を知っているだけで、早く正確に読み取りたい情報を手に入れることができます。

英字新聞を「読む」ことも、初心者にはハードルが高いけど、絶対に英会話上達の無駄にはなりません。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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