英文の『R　(er)』の発音がどこにあるのか目で見て音読しよう

英語学習を文字を読むことから始めた日本人の多くは、忘れないために単語のスペルを暗記したり、そのスペルを忘れないためにローマ字読みにして、実際の発音とは全然違っても案外スペルだけは覚えている。

このことは英会話上達のメリットでもあり、もしかしたらデメリットかもしれない。

メリットは、英語を知っていると言うこと。必死になって覚えた単語を持っている学習者は、覚えた単語がない人よりも英語を話すことにおいて、アドバンテージがあります。

知らない言葉は知らないのです。

英会話学習を始めた生徒さんたちの中には、英語をよく知っている人が多くいます。

でも知っていても、聞き取れない、話せない。だからセシル英会話に通ってトレーニングに勤しんでいるわけです。

今回は、発音について。

大阪のコリアンタウンに行ってきました。過疎化が進んでいるな。でもここのキムチはどこもうまい！

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

日本語と英語では似てる発音の仕方もあれば、日本語にはないのもあります。

ローマ字で強引に単語を覚えた人の多くは、発音の仕方も記憶していない場合が多いと思う。

そんな人たちは、英語の長文はスラスラと理解できるんです。これはすごいメリットです。

またその長文を見ながらその英語の音声を聞いてもらっても、知っている単語でも、「この単語はこう言う風に発音するんだ〜」と気づくことはよくある。

ただし！日本語のように一つ一つの単語を読むわけではないのが英会話です。英語の一つの特徴である『リンキング（連結音：子音と母音が繋がる）』になっていると、途端に聞き取れません。読めば理解できるけど、音だけで理解しようにも知っている発音と違う音になっているから知っている単語でも途端に「英語って難しい」となります。

これを克服するのは、リスニングのトレーニングしかありません。

文字からしっかりと勉強してきた学習者は、英文をスラスラと読むことができます。でもリスニングのトレーニングをした時にたくさん音声を聞いてもらったのにもかかわらず、英文の音読をしてもらうとカタカナ英語、もしくはローマ字読みになってしまいます。

カタカナ英語になっていることに気づいていない人が結構多い。

だから、音読トレーニングをして自分の発音の弱点を知ることで、伝える英語が相手にわかりやすく、伝わりやすくなるわけです。

日本人が劇的に変わるであろう発音の一つが『semivowel 半母音』と呼ばれるものの一つに『R　(er)』があります。

半母音は何なのかは、知っていても知らなくても、英会話ができるようになるかどうかはあまり関係ないので、ここでは割愛。

大切なのは、どのようにその音を出すかってこと。

その発音が通じるかどうかは、英語をしゃべれる人に確認してもらったほうがいい。

音として聞き取れて、自身の発音との違いがわかっても、聞き取れたように発音ができるかどうかはまた別の問題になります。

『R　(er)』の音は、知っていたり聞いたことがあるような英語には結構たくさん出てきます。

are, door, there, your, her, hair・・・・・・。

これらの単語を読んでもらうと、『R　(er)』の発音の仕方を理解していても、読んでもらうと日本語の「ア〜」になぜか変換されて発音してしまうのです。

だからたくさんリスニングをしてもらい、声に出す練習をして、自分の声を確認するといいですよ。

レッスンでは音読しているところを動画で撮って、皆さんに気づいてもらって指導しています。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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