Racism：人種差別を感じない国、日本という意見を聞く

台風一過の愛知県はとても過ごしやすく、ますます秋を感じます。

今年は昨年よりも感染者数や死亡者数が多いのにも関わらず高校野球甲子園大会が新型コロナの緊急事態宣言中でも開催されました。

つまり感染防止の仕方を専門家は誰も分からず、行き当たりばったりな対応しているということがよくわかりましたよね。

９月に入り愛知県の高校では文化際や体育祭を各校一斉に開催しているようです。セシル英会話に通う高校生の生徒たちから、文化祭での食事を提供する出店や学校を開放して訪問客を受け入れることは禁止になっています。

でも、やっぱり緊急事態宣言中でも開催して正解だと思う。行き当たりばったりの無作為の予防方法のために、彼らの青春や楽しい思い出を奪ってはならないと思う。

さて、

ネットでニュースを見ていたら、面白い記事がありました。

それは、『Living while black in Japan』という動画の紹介でした。

日本で生活をしているアフリカ系アメリカ人達が、アメリカの生活では絶対に感じない日本での居心地の良さについてのインタビューでした。

リンドン大統領が公民権法に著名。後ろにマーティン・ルーサー・キング牧師がいます

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

発信元が『NPR（National Public Radio）：アメリカ公共ラジオ局』です。

ここは公共放送局でもちょっと偏った放送をすることを知っていたので、それを頭に入れて動画を観るといろいろな角度をつけて考えることができます。

アフリカ系アメリカ人達の人種差別は今に始まったことではありません。１９６４年に『公民権法』という人種差別を禁止する法律ができました。つい最近の出来事のように感じます。

以前の私のブログで公民権運動家の黒人学生ジェイムズ・メレディスについて書きました。

彼が当時州立大学に黒人だからという理由で入学を禁止されたことをきっかけに人種差別撤廃運動が起こりました。その彼は日本と縁があり、日本での体験がきっかけでアメリカで運動を初めたのでした。そして彼が初めて黒人の学生として受け入れられたのでした。

最近の出来事では、アフリカ系のジョージフロイド氏が警官に取り押さえられて窒息死した事件をきっかけに『Black Lives Matter』の人種差別撤廃運動も加わり、全米で暴動事件（あれは運動ではありません、略奪事件です）が発生しました。そしてその警官に対して重い懲役が課せられました。

彼らにすると、警官は人種差別主義者で悪い奴と見ているのだろう。

知人の日本の警官にジョージフロイド氏を抑え込んだ警官のやり方について意見を聞いたら、警官の指示に従わず暴れたりした場合の取り押さえ方としてまったく問題はないだろう、ということでした。

でもそれが原因で人が一人亡くなってしまったことは、紛れもない事実ではあるけど、警官の静止を聞かない時点で事件となりうるのに、それを『人種差別』と訴えるのは、アメリカの病巣を表しているような気がします。

例えば、日本で車を運転して自分の車のトランクから荷物を取り出すのになんの不安や問題もないでしょ？

でもアメリカではだいぶ事情が異なります（地域によってです）。

アフリカ系の人が自分の車のトランクを開けようものなら、背後に警察がいないか確認をしてできる限り問題が起きないような行動を取るようにしている人が多いはずです。『泥棒』と間違われたくないからです。

また、白人やアジア人が車のトランクを開けるなら、同じように背後に怪しい人がいないか確認して警戒します。それは強盗に襲われないためです。

この例だけでも日本がどれだけ平和なところかわかります。日本人は平和ボケと言ってもいいかも。

アメリカ国内で毎日流れる犯罪に関わるニュースでは、アフリカ系の人達が絡んでいないのは無いのです。麻薬、殺人、強盗、売春などアフリカ系が非常に多い。

当然、彼らに対して人種差別の意識がまったくないアメリカ人でも、これだけアフリカ系の悪事がメディアで流されたら、『アフリカ系＝悪人』が多いと刷り込まれてしまう人たちが多いと思う。

これは残念だけどね。

そんな背景を持つアフリカ系アメリカ人達の日本での生活で感じたことをインタビュー形式の動画になっていました。

彼らの多くは、日本で警官を見かけて緊張することもないし、アメリカにいたときよりも自由に感じているようです。

でも、日本に住むアフリカ系アメリカ人の私の友人たちが日本で差別を感じたことがない！なんてことは聞いたことがありませんよ。

日本は同じ人種ばかりだから『違い』が目立つものです。

彼らにとって日本が住みやすいところであっても、差別なんてものは日本だけでなくどこ国でもあるものです。

そんなアメリカでも彼らはいつかは自分の生まれ育った母国に帰りたいと思っている、愛国者なんですよね。

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皆さんの元気でユニークなスピーチをお待ちしております！

セシルスピーチコンテストは「自己紹介」と「音読」と「スピーチ」の３つです。

1. 「自己紹介」では、自分のことを言えるように暗唱します。

2. 次に、「音読パート」です。レベルに合ったものを先生と相談して音読します。

3. そして最後に「スピーチ暗唱」です。好きなテーマを考えて暗唱できるようにしましょう。スピーチの長さは年齢、英語歴を考慮します。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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