Harley Davidson(ハーレーダビッドソン)と英会話

英会話スクール
ハーレーのV-twin motorは軽自動車のエンジンの排気量よりも大きいです。

バイク好きですか?大型バイクの免許は持っていますが、所有したことがありません。日本的に言うと、「ペーパーライダー」のセシルの安田です。

なぜバイクの免許を取得したかというと、Harley Davidson製のバイクとの出会いです。今回はハーレーについて。

Harley Davidsonとはアメリカのバイクを作っている会社です。大型バイクがメインですが、女性や小柄な人でも乗れるように車体を低くしたバイクも最近作っています。また日本では、ハーレーのショップが主宰する週末のツーリングも人気で、他のバイクメーカーが日本の販売に苦戦しながら、このメーカーは、高額なバイクにもかかわらずとても人気になっています。

ハーレーのV-twin motorは軽自動車のエンジンの排気量よりも大きいです。
ハーレーのV-twin motorは軽自動車のエンジンの排気量よりも大きいです。

 

私は、ハーレーという名前は知っていましたが、バイクはスピードとスリルのものだと思っていたので、ハーレーには元々全く興味がありませんでした。(ハーレーも速いです。)

だから、シアトルに住んでいた時、目にも入らなかった。今思うと、シアトルは雨が多いから、ハーレー乗りはいるのかな?でもシアトルの夏は最高だから、ツーリングは気持ちいいでしょう〜。

 

ハーレーとの出会い

日本で、車で信号待ちをしているところ、隣にそのハーレーが並んで止まっていました。そのバイクを横からじ〜と見ていると、面白い排気音(ドコドコドコ)がしているじゃないですか!そしてエンジンがシートの下でフサフサと揺れている!(なんじゃこれ?ネジでも緩んでいるのか?)

そして信号が青になると、ドドドド〜と、さ〜と駆け抜けていく後ろ姿を見て、「Wow!  Coo~l!」と、一目惚れしてしまいました。

それから、Harley Davidsonについてリサーチし、大型バイクの免許も取得したわけです。

ハーレーのテストライドも何度かしましたよ。ハーレーから販売されている車種、全部乗りました。

中型バイクの免許は持っていましたが、ハーレーはさすがにでかい!と思った。でもハーレーって楽しいですね〜。そして車体の大きさに関わらず、ものすごく乗りやすい。惚れました。

しかし!

車体の値段が高い!それも中古でも高い!新車一台買えるじゃん!

それではということで、英語力駆使して、アメリカから安く車体を仕入れて、日本へ輸入しようかなと思ったら、関税やブレーキテストの費用やなんやらで、車が2台ぐらい買えるぐらいになることが判明・・・。日本でどうしてブレーキテストをわざわざする必要があるの?、とぼやいても仕方ないか。(アメ車扱うカスタムショップをしている知人の話では、ハーレー製でなく、S&S エンジンや社外フレームなどで作られたカスタムバイクの輸入は簡単とのこと。)

でも、バイクをローンまでして買うものではないと思っていて、キャッシュで一括で買おうと決めて、もう10年以上(笑)・・。まだ諦めていない!

衝撃な事実にぶち当たりました

アメリカ人の妻と結婚する前に、初めて私のハーレー好きの話しや、いつかは乗り回してみたい、というようなことを話していたら、いきなり、「ぷは〜!」と笑い出し、めちゃくちゃバカにするじゃないですか!

なぜかというと、アメリカ国内で日系人、アジア人がでかいハーレーに乗っているのは見たことがないし、「全然日本人に似合わない!」と申した!

カッチ〜ん」ときましたね〜。確かに大型バイクだと、小柄の人には、サドルから地面に足が届かないか、もしくは足を前方に伸ばしても、ペグに届かないことがある。

その後、アメリカに行きましたよ、ハーレー乗りのアジア人が本当にいないかどうか確認をしに。

ロサンゼルスのハーレーのディーラーへ4件ぐらい行って、そこの従業員やメカニックに真偽を聞いてみました。

「ハーレー乗りのアジア人や日系のお客さんはいますか?」って。

すると、「いるよ〜。でも日系かどうかわからない」と。

確かに、彼らにアジア人の違いはわからないでしょうね。

仕方ないから、フリーウェイでドライブ中にハーレー乗りを見つけても、半ヘルでグラサンの下は、やっぱり日系人ではないのです。今度は、地元のローカル誌、バイク雑誌などでリサーチしても、アジア人でさえ乗っている写真が一つもない!やはり日本人の体型ではハーレーが似合わないし、乗れないと勝手に思われているのか〜!

 

アメリカでアジア人のハーレー乗りはまだ見たことがない。(観光客以外)
アメリカでアジア人のハーレー乗りはまだ見たことがない。

 

でも、最近のUS Harley DavidsonのCMにアジア人がやっと出演しています。その男性モデルは、一般的なアジア人よりも比較的体型は大きいが、ハーレーはSportsterだった。ハーレーも少しずつアジア戦略、特に中国をマーケットを意識しているのかな。

その後も、日系人の多いハワイに行った時でも、乗っているのは一度も見たことがなかったです。ハワイの友人知人に聞いても、あまり見たことがない、と。

ま〜イメージはどうであれ、私は、ハーレー乗りになる夢はまだ諦めていませんよ、妻が何と言うと、そして、アメリカ国内にアジア人ライダーの人口が少なくても。

でも現実問題、念願叶ってハーレーのオーナーになったとしても、日本でガレージのないところに住んでいる自分にとって大変なのです。リセールバリューの高いハーレーの日本の盗難数が半端でない。ハーレーを守るのに、ガレージをレンタルして、セキュリティーを設置してまでオーナーになるか?!外出して路駐するために、重たく大きいチェーンを抱えながらハーレーに街中乗るのもちょっとな〜とも思う。

また、日本で乗れる日数がほとんどない。日本には素晴らしい四季があります。それは、くそ暑い、くそ寒い、雨。そして、虫の多さ。ライディング中に顔に当たる虫は本当に痛い!そこまで我慢して乗るか?

我慢しないで乗れる日数が、さて日本で1年に週末に何日あるのか?

でも、いいのです、そんなことは。オーナーにもなっていないのに、心配してもしょうがない・・・・・。

 

あなたのハーレー自慢話しやオーナーになる夢の話など喜んで話してください!本当に楽しいですよね〜。少しずつ上達して、英語でそんな話をできるようになってもらえると、もっといいです!

Ride safely!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

コメント

  1. 腫堕美斗損 より:

    ハーレー乗りの東洋系、アメリカで何回か見かけたかとありますがやっぱり少ないですね。

    車でもマスタングとかハマーとかは他の人種はまんべんなくいるのにアジア系だけ少ない。

    単なる信頼性とか値段とか以外の文化的示唆を感じざるを得ません。

    実際ハーレー乗りに白人至上主義が多い歴史があったりマッスルカーやピックアップは右翼な田舎や、都会でも治安の悪い地域の方が増える傾向にあります。

    白人に限らず黒人やラティーノなどもこの手の米国車(バイク含)に乗ってますがどこかオラオラ系な人が多いし、日本のヤンキーみたいなアジア系でとっぽい人って欧米にはほとんどいませんからね。。。だからこそベータでナーディーなイメージが払拭できないのかも。。。

    日本でハーレー乗ってる日本人のおっちゃんもどっか悪ぶりたい感じあるし、マスタングやハマー乗りの日本人も金持ちになった元ヤンっぽい態度の人をよく見かけます。

    アジア系アメリカ人にそういう肉食風な人が比較的少ないってことです。

    「ワイルドだろぉ」のスギちゃんじゃないけどワイルドなハーレー乗りの東洋人が増えたらベータなイメージも変わるんじゃないかな。

    • アバター画像 安田 英承 より:

      興味深いコメントありがとうございます。

      アメリカの知り合いでホットロッドやハーレー乗りはみんな白人や黒人、メキシカンの方ばかりでアジア人は0。同じ車好きでも日本車やヨーロッパ車で、アメ車にはほとんど興味なし。ハーレーなんてさっぱり。

      おっしゃるようにハーレーに対して文化的に受け入れづらいところがあるのかもしれませんね。あと、体格の小さい日本人がハーレーに乗ると似合わない(?)というステレオタイプも意外にありライダーが少ないかも。

      でも今後従来のツインエンジンから、電気モーターのハーレーの販売が本格的になったらその文化が破壊されることが予想されます。