英語が話せるための教材の選びの心得

英会話上達
英会話教材の賢い選び方とは

様々な英会話に関する教材を入手することが可能です。

例えば、洋書を扱う書店に行ったり、アマゾンなどでインターネットで検索したり、また私のようなスクール運営をしている教室には海外の教材の出版社の日本の代理店からTeaching materialのカタログが送られてきます。

これだけ豊富にあると、初心者でこれから英会話習得をしようとする人には、どんな教材を選んだらいいのかわからないことが多いと思います。

その反面、指導する側もあまりにもたくさんの教材があるため選ぶのに苦労することもあります。

これはあたかも、風邪をひいたときに、ドラッグストアで風邪薬を買いに行ったのはいいが、薬剤師がいないと、どの薬が自分の症状と合うのかわからないのと似ていると思う。薬の処方方法が英語で表記してあれば、風邪薬を買ったつもりが、痔の薬を飲んでしまったなんてことにならないといいが・・・(笑)

これと似たような経験をしたことがあるので、紹介します。(痔の薬は間違えて飲んだことはないです、はい。)

時間とお金をできる限り無駄にしないために

私自身日本の公立中学・高校で英語の授業を受け勉強した経験があります。一応受験勉強をした経験もあります。当時、学校の先生や、成績の良いクラスメートのすすめから、学校の授業や受験対策用に、「XXXX式英単語集」、「XXXX塾構文集」、文法、英文読解問題集など、購入し勉強していました。

「これらの本で成績が上がるぜ!」と一生懸命暗記などしたが、成績は上がることはなかったです。

今考えると勉強の仕方を知らず、なんの戦略をもたず、時間とお金の無駄をしたと本当に後悔しています。

当時使った覚えのあるそれらの本が、表紙は若干変わっても、今でも学生に人気なんですね。書店に売っています。

参考書

参考書

20歳にアメリカ・シアトルへ単身初めて行くとき、英語は全然自信なかったけど、度胸と怖いもの知らずの性格なので、「なんとかなる!」と決め込み、これら学生時に使っていた10冊ぐらいの参考書と「日常英会話集」と「アメリカ生活のための英語」みたいな本を2冊買って、さらに分厚い英和辞書と和英辞書、さらにジーパンの後ろのポケットに入れておけるポケットサイズの英和和英辞書を持って行きました。

今ならスマホ一つでいいんだから、いい時代ですよ。

出発時、成田空港からシアトルのSea-Tac Airport直行便で、Northwest Airlineに乗り込み、スチュワーデスは「外人さん」なわけです。私の手荷物にはこれらのたくさんの英語関係の本を持ち込んで、いかなる英語でも対応できるように「臨戦態勢」だった。

しかし、座席や食事、飲み物などわからないことだらけ。

困ったときに英語で質問ができなかったが、親切丁寧に対応していただいた。

相当テンパっていたんだと思う。例えば、飲み物の注文時「coke」だけが聞き取れたんです。

コークって何?のレベルです。

初めてコーラのことをcokeということを知って注文することができた。

コークじゃなく、「コーラ」でしょ!

そんな英語は、自分の持って来た本に書いてなかったぞ!

食後、景気づけに、ウィスキーもなんとか注文ができたのはいいが、気圧の関係でこんなに酔いがまわるのが早いのか、と驚いた。

そんな出来事が滞在期間中ずーと経験していくわけです。

アメリカに到着してから3ヶ月ぐらい経っても、持って来た本は辞書以外、英会話にはまったく役に立たなかった

開くこともなかった。

部屋の片隅に置いてあったこれらの本が並んでいるのを見て、

「いままで勉強してきた英語はなんなんだ?」

初めて疑問を持ち始めました。

学校の英語や受験英語と英会話習得は同じ英語でも違う

学生時代、落第することなく勉強はしてきたが知識だけはあった。

でもある時「英語でこれ、なんて言うのかな?」という壁にぶつかった。

たった一文のこと

それを調べるために、当時インターネットなんてなかったので、日本から持った来た部屋の片隅に置いていて一度も開けることもなかったこれらの本を、片っぱしから調べたみました。

でもみつからない。

アメリカにいるんだから、アメリカ人に質問したらいいじゃん〜!

しかし!アメリカ人の友人に質問したいが、英語で質問ができない。

「どうしよう」と本当に悩んだ記憶があります。

多分3日ほど考えていたと思う。

言いたいことが言えないんですよ!

インターネットならいつでも、どこでも、なんでも検索ができるので、知りたいことが5分もかからないだろうと思うと、英会話習得のための教材を正しく選択することができれば、お金と時間を無駄にすることはないな〜と思った。

現地で絶対使えると思って、持って行った英会話の本や参考書などまさか一度も役に立たないとは思わなかったのです。

これを使えば英会話ができるようになる!

もしそんなテキストや教材、カリキュラムがあったら多額の借金をしてでも皆さんに紹介したい。

本気です。

でも、いままで私はそんなものは実際に見たことがないし、英会話ができるようになったなんて人を見たことがない。

今でもネットで流れるCMでは見たことはあるが・・・・。

でもこれからもそんな夢のような教材は現れてきません。

「XXXX英会話・これを使えば英会話ができるようになる」、こんな謳い文句があちらこちらにあるので、学習者が賢い選択ができない。

ただし勘違いしてほしくないのは、100%嘘、ではないということ。ある人はそれらの教材を使用してとても効果的に学習し上手に英会話を上達している事実もある。

つまり、テキストや教材、カリキュラムに頼っては英会話は絶対にできるようになりません。実際日本には、本当にいい教材を手に入れることができます。でも、それだけではダメです。

英会話学習を本格的に始めようとする人や伸び悩んでいる人には、英会話指導経験豊富、かつ、そのような人の元で指導受けた生徒で会話ができるようになった人が多い指導者の個人的なアドバイスを受けるとよいかも。

「英語が話せるとか英語ができる」だけという人からのアドバイスはあまり役に立たない場合が多いと思う。

でも一旦自分に合った教材を手にして、それを使いこなし、応用、実践すること。同時進行でその教材以外のことも学習しアウトプットすれば、初めてその教材が有意義なもとのなるでしょう。

それは別に英会話に限ったことではないと思うが、こと英会話学習となると、どうも違う道、寄り道してしまう人を多く見受けられる。

早く、楽にしゃべるような教材を選んでしまうんですよね。

あなたが運良く、適切な人からアドバイスを受けても、それだけに頼ってはだめです。

自分から動かずに誰かが手を差し伸べてくれるのを待っていたり、教材などに頼ってよいわけがないのです。

上達している人は、ぶれない目標と日々学習・実践しているだけです。

Let’s get moving!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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