英語を上達したい人にとって、日本で生活していると英語を使う環境を積極的に作らない限り困難です。
昨今インターネット環境の充実と、それに伴い日本では優良な英語教材を無料で手に入れることが可能です。
お隣の中国でも、英語学習に熱心なお国柄。そして、大量の良質の有料の教材をインターネット上から無料で得ることが可能になっているようです。いわゆる違法なコピーものです。
情報収集を根気よく続けていると、自分にあった教材を見つけることができるかもしれませんよ。
そこで、私の英会話スクールに通う生徒さんたちで英会話が上達した人たちが普段していることを紹介しようと思う。
ここでは、普段スクールに通い、英語を「話す訓練」をしているので、主にインプットであるリスニング能力を上げるものとなります。
例えば、
ネット上で評判のPOD系のリスニング教材だと、どこでもスマホでラジオ感覚で聞くことが可能で、ボリュームも豊富。
書店では、単語帳やテキストなど、日本国内で何万部と売れているものもあり、評判もアマゾンの確認することが可能です。
スマホのアプリも、携帯性と相まって、良質のものが多い。
Youtube上の英会話学習動画も面白いものが多いです。
英会話初心者であった彼らも、学習し始めた時あまりにも多くの教材があるため、何から手をつけたらいいのか迷う事も多々あり、よく相談を受けました。
選択が多くなればなるほど、限られた時間と予算の中で、自分にとって何が本当に効果的なのものなのか、選ぶのに慎重になるものです。
ここでは教材の名前を出すことは控えます。
なぜなら、私自身が実際に試していないことは勧められないことと、生徒一人一人の学習状況と上達具合がかなり違うため、あまり参考にならないと思っているからです。
でも、英会話がものすごく上達した生徒の皆さんの話から、共通していることがあります。
下記のものはとても参考になると思う。
#1:とりあえずどんなものでもやっている(最初は不安に感じていた)
#2:選んだ教材を信じて使いこなす。
#3:途中自分に合わないと思ったら、すぐに他に新しいものを見つける。そのための情報収集を絶えず行っている。
#4:大量の教材を所有している人もいます。一見「ノウハウ、教材コレクター」みたい。でも本人たちは所有することで安心している。浅く広く学ぶタイプ。
#5:反対に、あれこれと手を出さず、数種類のものだけ限定して、それらをずーと使いこなしている。
#6:短期間習得目標ではなく、継続反復学習に重点を置いている
自ら選んだ英語教材を継続、反復して使用していると、学習の奥行きが深くなります。
例えば、リスニング教材の中の会話表現について、すでに聞き慣れていたり、使い慣れていても、その中で出てくる英単語やフレーズ、文法項目などについて、たくさんの疑問が湧いてきます。
例えば、「once upon a time」みたいな表現について、「どうして、「a」が必要なのか?」、と「long long time agoと何が違うのか?」という、今まで気にもしなかったようなことを知りたくなってきます。
教材に関する他人の評判や売り文句に惑わされず、選んだものを継続して学習することを決め込むこと。
よほど質の悪い教材でない限り、教材の良し悪しで、あなたの英会話上達が妨げられることはありません。悪いものを探すことの方が困難です。
子供でも大人でも、初心者でも学習経験者でも、英会話ができるようになる原理原則は
英会話習得の目的を持ち、やる気を維持し、正しい習得方法を実践すること。
そして、英語に接触する頻度が多ければ多いほど上達します。
Good luck!
安田 英承
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