英会話スクールの存在意義というのは、単純明快でなければならないと思う。それは、スクールに通っている人・生徒がどんな理由や目的を持っていても、「英会話ができるようにその人たちをサポートをする」こと。
それ以外に無いでしょう。
その存在意義から、日本や世界中にある様々な英会話スクールや教育機関が提供している授業内容もスクールや機関によって特色があり、人気な講座や講師、施設、教材などが絡みあい、似たようなスクールはあっても、同一な授業内容は、同じスクールやフラインチャイズ経営でも存在しないと思います。つまり何十、何百、何千通り以上の中から、サービスを選ぶことができます。たとえどんな形態によるサービス提供でも、サービスの主な目的は、基本「英会話ができるようにサポートする」こと。
スクール業界にいると、他のスクールのことや、講師、施設、教材などについて、この存在意義に関して、いい話、ためになるお話から、あまり自慢できないような話まで聞いたり、実際に目にしたりすることがあります。このような話は全国規模の有名スクールから小さなスクール、小学校から大学での話であったりします。そんな情報のソースは、英会話講師や教育施設関係者との出会いにあります。英会話講師に限った話をすると、日本人だけでなく人種や国籍も豊富で、ある企業からある企業へ、国から国へ転々と転職している経験のある人や、全く違う業種から転職してきた人など、年齢関係なく、日本だけに限らず、世界のスクール事情を伺う機会が多いのです。
業界内のいい話やあまり他人や他社に関して口外できないような話は、他の業界でも会社や組織によって、素晴らしいところもあれば、あまりお勧めできないところもあるように、どこでもあると思う。万国共通。
ただし業界内の話はなかなか一般の人にはわからなく、インターネットの口コミサイトでも「眉唾もの」の感想ばかりで信用できないのも一理あります。
英会話ができるようになりたい、勉強してみたい、スクールを探している人にとって「どこのスクールがいいのか教えてください。」とか、「どこも一緒でしょ?」、「スクールに行っても話せるようにならないのでは?」など様々な疑問をもっていたり、疑心暗記の人が依然として多いのです。でもそんな人たちへ、このサイトが少しでも役に立てば嬉しく思います。
スクールの話だけでなく、競争原理があり、利益が関わるいかなる人や団体は、顧客を尊重し、公正な価格で質の高いサービスや商品を提供しなければなりませんね。その顧客も同時に、サービスや商品を提供しているところを尊重し、自分が支払える価格に見合ったサービスや商品を求めることで、お互いがWin-Winの関係になるのだと思う。
もしそこに顧客とサービスを提供する側がお互いに尊重することがない人間関係が存在するのであれば、当然お勧めできないスクールとなります。英会話スクールとしての存在意義に忠実に、また尊重されるようなサービスの提供を行わなければならないのは、当然です。
それは病院や医師と患者の関係のように、患者は病気を診てもらい快方してもらう手助けを受けるサービスを病院や医師から期待しているのに、その病院や医師が患っている病気や怪我と関係ない、もしくは関係がありそうに見せているまったくありがたくないサービスを患者に提供するようなところが仮に存在するとしたら、英会話スクールでも同じ。そんなスクールや講師が存在していることもあり得るということを、残念なことだけど、知っておいても損はないと思う。
安田 英承
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