Fear：外国人講師、コロナが怖くて病気になる

昨今のコロナ禍の影響で、愛知県内でも緊急非常事態宣言（the statement of emergency）が発令されました。

メディアによると、

「感染者が増えていることが原因で、医療機関がパンク寸前までになっていて、他の病気や怪我で病院に運ばれるベッド数に余裕がなくなっています。」

「このコロナの異常事態は、以前のCovid-19のウィルスより感染速度が早く、より多くの感染者が出ています。」

「また年齢の低い人達にも感染が広がっているようです。」

「感染者数が過去最高・・・。

「新型ウィルスが変異し・・・」

連日、こんな報道がされているようですね。

と、以上のことは、日本に住む外国人講師から聞いた話です。

ハワイ、パールハーバーにある、「Battleship USS Missouri Memorial」
ミズーリの甲板に設置してある「Close In Weapon System」。近距離迎撃するシステム。遠近なんでも揃っています。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

こんな報道を毎日、毎日、繰り返し聞いているので、みんなどうなってしまったかというと、外に出ることができなくなってしまったというのです。

まだ全然若い方ですよ。

この話をしてくれた外国人講師の方を、仮にMs. Aとしましょう。

彼女の親戚も日本に住んでいるらしく、親戚が勤めるハンバーガーショップでも感染者が出て、営業停止になった話をしてくれました。

彼女なりに、手の消毒のためのアルコールは常に持ち歩き、マスクは当然していても、親戚の話だけでなく、テレビやネットの情報が彼女をどんどん不安にさせてしまっていました。

連日夜になると熟睡できず、また私と話したときもその晩は一睡もできなかったと言っていました。

頭痛も頻繁で、完全に参っている状態でした。

私は彼女の話を聞いて、昨今のメディアや政府の対応に怒りが出てきました。

ソーシャルディスタンスといいながら、買い物先や公共交通機関での人混みで間隔をあけることはほぼ無理。つまり普通の生活をすることは無理と解釈させている。

外食産業は２０時で営業停止といいながら、朝や昼の営業をしているので、日本語を不自由な外国人にとって、何を信じて良いのかわからないでいるのでした。

ウィルスに感染して病気になるのではなく、今の社会状況が人を病気にさせることがあるのです。

外出が怖くなり、ますます家に閉じこもり、運動することがなくなり、人との接触もなくなれば、人間的な生活ができなくなり、変な病気が発症したり、精神病、そして自殺者が一気に増えそうな気がします。

なぜもっと人を勇気づける報道がされないのだろうか。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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