Leaking roof:コンクリート壁の雨漏りの毛細血管現象を教えてもらう

他いろいろ
天井部のコンクリート壁の割れ

12月に入ると急に風が強くなると体感温度が低くなり、肌寒くなってきました。

部屋の中を暖房を入れて暖かくすると、窓には結露が大量に出来始めます。

もしこの結露が室内に溜まった状態を放置し続けると、壁紙にカビができ始めたりします。換気もせずカビ菌を日常的に吸い込み、体調が崩れる人もいるでしょう。

日本は四季があり、夏と暑さと冬の寒さの温度差が激しいので、断熱効果が高い建物ほど実際は建物の耐用年数が低いのではと思う。

昔ながらの日本建築としっかりとしたメンテナンスを施していればで、奈良時代に建設された世界最古の木造建築でも現代まで十分に耐えることができます。

天井部のコンクリート壁の割れ

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

自宅の部屋にカビが発生しているのを見つけました。

普段からどの季節でも窓は開けて、風通しに気をつけていたのでカビを見つけたときはびっくりしました。

壁紙を変えてもらおうと、専門業者に壁の状態を見てもらったら壁紙のカビの汚れ具合から、外からの水漏れと診断されたのです。

念のため雨が降る前と降った後の壁の状態を写真で残しておきました。

しばらく別の業者に見てもらったところ、水漏れ場所を断定するために外から強い水圧を掛けて壁に水を通して、室内に伝わっている、漏れているか診断してもらう作業をしてもらいました。

なぜなら、壁紙を始めに直して、あとからまた水漏れしたら意味がないからです。

1時間ほど外壁の水漏れをしていそうな怪しいところから、確認作業をしてもらいました。

しかし、水漏れ場所を確認することができませんでした。

業者いわく、おそらく『毛細血管現象』を起こしていて、コンクリートの中の小さな割れが時間を掛けてゆっくりと広がって、室内の壁に水滴ではなく、じわり、じわりと染み込んでいった結果だろうとのことでした。

『毛細血管現象』とは、建築用語で、水の入ったコップにストローを入れると、コップの水の表面の高さよりもストローの中の水の表面の方が高いのはこの現象です。

または土に生えた植物は『毛細血管現象』を利用して水分を吸い上げる仕組みを利用しています。

つまり水漏れ場所をしっかりと確認できない限り、今後年数が経つと、コンクリートとその中に入った鉄筋にまで侵食しサビを発生します。

またコンクリート内に染み込んだ水が寒さで凍ったり、暑くなって膨張したらますまずコンクリートの強度が落ち、建物自体の耐久性が弱まり、耐震にも影響があるのです。

やっかいなことになりそうです。

To be continued…

 


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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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