家庭学習:英会話習得のために何をしたらいいのか?(子ども編−1)

英語で子育て

 
自宅での学習方法についてよく質問されます。
今回は、子ども(幼児から10歳ぐらいまで)対象です。

親として知っておくことは、

  • 「子ども自身が英語を聞いたり、見たり、触れる頻度を増やすこと」
  • 「子ども自身が英語を使う頻度を増やす」
  • 「英語を学ぶこと、使うことが楽しいと子ども自身が思えること」
  • 「親が一番頑張る(親が英語ができない、苦手など関係ないです)」
  • 最後に、親として子どもにどうあるべきか行動する

基本、どの年齢でもやることは同じです。例えば各項目の「子ども」を「自分」に置き換えてもらえると分かりやすいと思う。家庭学習ですることは、これだけです。

「英語が苦手、英会話ができない親でも、子どもが英会話ができるようになるか、ならないかは関係ない」、その例をちょっと。

私の父親は韓国生まれの韓国人で母国語が韓国語。母な日本人。韓国語はできません。その家庭で生まれて育った。父は仕事で家に帰ってくる時間も遅く、朝も早くに出かけるため、韓国語を聞いたり、見たり、触れる頻度は0。たまに韓国の親戚に会ったりして、韓国語に触れる機会があったが、それだけ。

韓国語学ぶと楽しそうとも思わなかったなー。特に当時は、韓国語というと、暗〜いイメージが子どもながらに、感じていた。そんな環境だから、韓国語を学ぶ必要がないと勝手に思った。

でも、当時韓国語ブームだったりしたら、また学校で韓国語をふれる機会や、テレビやインターネットで触れる機会があれば、ちょっと違ったかも。

親が英会話ができない、英語が苦手であれば、子どもと一緒に学ぶ、子どもから教えてもらう、そんな英語についてやりとりができればいいですね。

 

家庭で何を具体的にしたらいいのか?

それは、「家庭でできること全部」
英語の本を読み聞かせる、DVDを見せる、英語のテレビ見る、インターネットで探す、片言の英語でも子どもに使ってみるなど、とにかくできること全部。プラス上記の条件。

でも、ほとんどの親はできない。出来ても続かない。もしくは、やり方をまちがっている。そして、親本人が頑張れない。

だから「できること」に集中しましょう。それもできる限り毎日。

一緒に学び成長

一緒に学び成長

 

間違えていけないのは、物だけ与えても子どもによっては意味がない場合があるので、よく子どものことを観察、それについてコミュニケーションをとることが大前提。

実際、疲れて仕事から帰って、子どもと遊ぶ時間や自分や家族との自由な時間があったとしても、わざわざ「英語」を子どものために一緒にやろうと思えますか?もし英語が苦手と思っていたら尚更億劫になるものです。

これを乗り越えた親子は、周りが何も言わなくても子ども自ら時間を作って、英語の学習時間を確保することができるようになった子を多く見てきました。

「親として子どもにどうあるべきか」、それがぶれていない親子を見てきて、大きくなった子に私からこんな質問をしたことがあります。

「英会話はどう?」

すると

「すごく自信あるよ」と答えてくれました。

そんな親御さんを見ると感心せずにいられないです。

がんばりましょう! できることは無限大。考え方はあなた次第。

Let’s get moving!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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