アメリカンコメディドラマ「Perfect strangers（赤の他人）」を見て文化の違いの大切さを知る

こんにちは。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

シカゴに住むアメリカ人と地中海沿岸にあるというギリシャのような架空の国の「Mypos」出身の遠い親戚が一緒に生活を始めて、アメリカ文化を教えるドタバタコメディードラマ

８０年代に流行ったアメリカのドラマをYoutubeで探していた時に、妻が昔よく見たというドラマを教えてもらいました。

「Perfect Strangers」：外国人がアメリカ人の親戚とシカゴで一緒に生活をして異文化同士が繰り広げるコメディです。

日本人がこのドラマを見てアメリカの文化をよく知らないとあまり面白くない。だから日本で人気が出なかった思う。

ドラマの設定の「Mypos」という国の出身の親戚が話す英語の強いアクセントやアメリカ人の常識ではありえない彼の考え方や行動がとても笑いを誘い、いろんな人種が入り混じった国のアメリカであっても、カルチャーショックは笑いを誘います。

人種や文化の違いで笑い飛ばせればいいんだけど、差別や偏見で相手を不快にさせる人は人種差別が根強いアメリカだけでなく日本でも、また世界中にいます。

最近立て続けに私の周りで起こった日本人の外国人講師に対する体験談が、みんなで一緒に笑いを誘うものではなく、明らかに人種差別、偏見で人の気持ちを不快にさせることでした。

例えば、路上で日本人の高校生たち（彼らは一人ではない）がアフリカ系の講師に向かって日本語で、肌の色の違いについてケラケラと笑っていたというのです。日本語がわからないと相手は思っていたようだけど、この講師は普通に日本語が喋れます。彼は子供が相手だったので何も対応しなかったらしいけど、彼の怒りはものすごく感じた。

また子供だけでなく、中高年の大人たちが中東系の男性に何か注意したかったらしく、それを彼に直接伝えずらしかった。彼が日本語を喋れるのかどうか話かけることもなく、いきなり通りがかりの私に彼らの代わりに彼に注意するように伝えてくれないかと頼まれたことがあります。

どうして直接聞けないのかな・・・・。

肌の色の違いによる見かけの違いだけで怖いと思ったり、普通の日本人の見かけとは違うと思ったり感じるだけで近づこうとしない、声をかけにくいと思っている日本人が未だに多いんです。

これではなかなか他の国の文化や考え方を理解すること、また違いを認めるのに時間がかかるな。彼らにとって英会話を学ぶ？の次元かも。

人を不愉快にさせるのは一部の日本人だけであってほしいと願う。日本から出たことないなら、一度でもいいから出なさいよ！

誰でも知らないわからないことに対して関わる時に、ちょっとした勇気があれば、日本語でも英語でもなんでも語りかけることができると思うんです。

言葉の習得よりも先に、お互いに違いがあることを認めること。それから、意思疎通ができるようになるともっと楽しくなります。

ちなみに彼ら外国人講師たちに私から、「そんなわけのわからんやつらは、ほかっとこっ！（名古屋弁）」と気を紛らわしてもらいました。

Enjoy!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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