コロナ禍での年配者の躁鬱の増加と小・中・高校生の社交性の低下

アメリカの記事で、リタイアをして第２の人生のスタートを切った年配の人たちが、このコロナ禍で躁鬱で苦しんでいる人たちが増えているという内容でした。

現役時に自分でできていたことが、コロナの影響で行動に制限がかかるようになり、したいこともできなくなりました。

彼らにとって残された人生は残りわずか。それをロックダウンで自宅待機となり、会いたい孫や友人と会えない、行きたい所に行けず、「孤独感」が半端なく彼らを襲っています。

年齢の近い友人たちも急に亡くなったりして、益々孤独になっていきます。

それにより精神的にやられ、歩けたのに歩けなくなったり、物覚えが急に悪くなったり、免疫も落ちて病気がちになっている人たちが急増しています。

また酒やドラッグに染まってしまう年配者も続出していて、深刻な社会問題になりつつあります。

孤独とは感じないけど・・・

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

日本はどうなのでしょうか。

コロナの感染が怖くて、外出できない年配者も多いと聞きます。

セシル子供英会話に通う生徒たちに、学校から帰ったら誰と遊んでいるのかを質問してみると、

小学生から中学生ぐらいは、たまに友達と外出したりしているようですが、学校のクラスの子たちの多くは、あまり外出していないと思うという意見がでした。

この傾向は、高校生になるともっとはっきりしているような感じです。

新学期が始まってから誰とも学校外でつるんで、外出したことがないというのです。部活も自粛ムードで社交性の低下を加速させています。

かと言って、彼らは寂しさとか一人ぼっちとネガティブな感情をまったく抱いていないようです。

「他人に感染させたらまずいから、遭わないほうがいい。」という意見も聞きました。

高校生だけでなく、今の日本の社会人も同じような傾向のようで、一昔前なら、仕事が終わったら同僚と飲みに行って、「飲みニケーション」があったのがコロナでその機会が減っています。

また同僚と飲みに行かない、会社のイベント等に参加しないような社会人が増えていて、プライベートでも新しい友人を作ったりする機会が少ないようです。

大学生でも顕著になっていると聞いたことがあります。

社交性が少なくなっても、若い子達や現役の社会人はそれが寂しいとは思っていません。

彼らがリタイアしたときは、同じようなコロナ禍であっても、孤独感に苛まれることはないのかもしれない。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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