スマホやタブレットを子供用に買い与えないほうが良さそう

高校生になると同じクラスの生徒は、ほぼ１００％スマホを所有しているようです。

というのも、セシル英会話に通う高校生達に聞いてみたのです。

学校へスマホを持っていっても、部活など特別な事情で利用する事以外は、学校内での使用が禁止されています。

週末や長期休みに友達と遊んでいる時は、スマホを持っていくことはあってもスマホで遊んでいるわけでもないようです。

では、いつスマホを使うのかというとほぼ自宅にいるとき。

Lineでのメッセージはたまに学校や友達から来るらしい。最近のスマホには性能のいいカメラが搭載されていてもほとんど使わないし、電話番号を持っていても、他からかかってくることもほとんどない。

スマホで音楽は聞くことがあっても、Youtubeを観ることやオンラインゲームがほとんどで別にスマホでなくてもいいような気がしないでもない。

SNSについては、女子達はInstagramをやっているけど、男子たちはほぼSNSに興味はないらしい。（Twitterなどたまにやることはある）

調べ物をするときにはとても便利で、スマホはとても重宝していると言います。

タブレットやスマホで遊び続ける

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

スマホの利用はほぼ遊びが占めていて、別になくてもいいけど、あれば便利。

この「あれば便利！」と言う意味は、いつでも手の届くところにあることを意味しています。

APPLE社のスティーブジョブズが生前、娘たちには一切スマホやタブレットは使わせなかったと言います。

いい製品を世界中に広めても、子供達には触れせなかった。

Microsoftのビル・ゲイツは、子供達には14歳から持たせたらしいけど、使用についてはかなり厳格だったようですね。

彼らは、スマホやタブレットを子供達に持たせることの影響をよく知っていたんだろう。

スマホを中学生や高校に進学して与えられた子供達の生活習慣が、みるみるうちに変化して、成績だけでなく、生活サイクルまで悪影響を及ぼされてしまった子たちを観てきました。

今まで夜ふかしなんてしたこともなく、学校生活の忙しさから帰宅後にすぐに就寝していた子たちが部活を引退し、自由の時間が出来き始めてから、朝方の２，3時までYoutubeやゲームなどで夢中になってしまい、朝は起きることができても学校で寝る。帰宅後も寝る。夕飯時に起きてまた夜中２，3時までYoutube・・・。

そこまで極端でなくても、成績が一時期に比べて落ちてきた中高生は、スマホやタブレットの依存度がかなりの割合で高いような気がする。

ある調査によると、机の上にスマホがあるだけ勉強や仕事などの効率が３０％も低下すると言います。

たかが３０％でも、中学と高校と合わせて6年間に毎日スマホに時間を取られた合計時間を計算したら、わざわざ子供にスマホやタブレットを買い与えなくても良いような気がするな。

もっと他のすること、したいこと、できることがあるはずです。

しかし、子供の友達がみんなスマホを持っている環境の中で、自分だけが持っていない場合の親への反発は必死だろう。

さて、親としてどう対応するのでしょう。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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