Me, me, me：自己中心的な子供を直す

自己中心的な人の考え方とは、自分勝手で他の人のことを考えない人のことを言います。

子供であれば年齢に応じてわがままを言っても許される年齢から、他人と協調ができる人格を発達していくものです。

しかし常に、”Me, me, me”と自分のことばかり、利己的な考えや行動しかできない子供がいます。

親や周りの大人はそのような自己中心的な子を叱って直したり正そうとするだろう。

でも自己中な考えは叱ったぐらいでは治ったりしません。

me me meの世界

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

自己中であることはどういう結果になるのか、子供に教えたりしても自分のことが一番かわいいと思っているので、聞く耳なんて持っていません。

またポジティブに子供が行動できるように、一日一善なにか人の役に立つようなことをしよう！と親子で始めても、数日後には何も変わっていないこともあるだろう。

親や大人が子供の自己中心的な考えをどれだけがんばって治そうとしても、絶対にうまくいきません。

だって自己中心的な考えに育ってしまっているのは、その家庭環境と親の子供への接し方に問題があるからです。

子供を叱る前に、親が変わらないといけないのです。どうして自己中心的になっているのかを、親が子供の立場になって子供の気持ちを理解しないといけないのです。

もしかしたら、子どもは親から愛情を感じていないかもしれないし、親子の会話が足りない、子どもがもっと話しをしたいけど子どもが遠慮していることもあります。

また学校のストレスを発散できず、それを家庭に持ち込みたくても親に打ち明けられず、それを別の自己表現である、自己中心的な行動や言動をすることで親からの注目を集めるのです。

もしそれを叱ったら、子どもはますます孤立していき自己中心的な行動がエスカレートしていきます。

満たされない心で不幸な大人になっていきますよ。そのような人のところには類は類を呼び、不幸な人が寄ってきて、お互いに依存していきます。そしてドツボにハマっていき、ネガティブスパイラルから抜け出せなくなります。

そんな大人にさせたいですか？

まずは自分から。

セシル子ども英会話に通う子供たちから、家庭での不満を私にぶちまけることもあります。親には言えないこと、親が聞いてくれないようなことを話したりもします。子供たちからアドバイスを求められない限り、私はただ聞いているだけですが、話しただけで気が晴れる子もいれば、「家に帰りたくない！」場合もあります。

いずれにしてもいつかは子供たち自身で自己解決しないといけないのです。

自己中心的な行動も自分でその原因を気づかない限り、いつまで経っても治ったりなんてしないものです。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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