親が子供に勉強を教えるときの親の心構え

勉強がよくできる子供であれば、きっと学校の成績は問題ないでしょう。

でも全然学校の授業についていけず、教科書の内容や先生の教えていることを理解できていないなら、手っ取り早く学習塾等に入れて勉強を教えてもらうか、親が直接教えることになるかもしれません。

でも子供本人が勉強嫌い、成績が悪いことに全く気にしていない、さらに塾とか拒絶しているのであれば、どのように子供に勉強させますか？

親が子供に勉強を教えると・・・

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

どんな年齢の子供でも、賢くなりたい、勉強がわかるようになりたい、勉強してみたいと本能的に思っています。

でもなんらかの原因で勉強に気が進まないかもしれません。

そんな気持ちのまま、親が強制的に子供に勉強させてもまったく効果がないどころか、ますます勉強嫌いになるでしょう。

勉強のことよりも、もっと大事な解決したい問題を抱えているかもしれません。

セシル子供英会話に通う子供達にも、

「やる気がない、学ぶ気がないなら、無理しなくてもいい。」

と言っています。

それはまるで、本人が病気だと思っていないのに、他人が「この薬は体にいいよ、飲んでみなさい。」と勧めても、大きなお世話と思われるのがオチなのです。

そこで親が子供に勉強を教えるなら、まず子供が本当に学びたいのか、親の助けが必要なのかを確かめる必要があります。

または何が学びの障害になっているのか、子供のことをよく理解することも同時に必要です。

そこがクリアできたら、

今度は親の教え方です。

親の教える態度に問題があると、子供は二度と勉強したくないと決断させるほどの力があります。

親の一生懸命さが故でも、絶対にしてはならないことです。

それは、

子供の自信を失くすような親の気持ちを口に出して言うことです。

例えば、算数で同じ問題を何回も何回も教えて、もう子供も理解しているはずだと期待しても、目の前の子供が同じ問題で同じ過ちをして間違えたり、まだ理解できていない態度を見せられて、失望感に苛まれることもあるでしょう。

でもここは、舌を噛んで自分の思ったことを言ってはいけないのです。

むしろここでは、親として、

「よし、いっしょにもっとがんばろう。」と声がけがあれば、子供も親の期待に添えずがっかりしているところに、親のその一言でもっとがんばろうと思えるかもしれませんね。

子供の気持ちを逆撫でるするような、

「まだわかんないの！？」

「何回も教えたよ。」

「もう忘れたの？」

「もうちょっとしっかりしよう。」

と、そのような言葉がけは、子供にとって大きなお世話なのです。

あとは親が辛抱強く、子供が勉強する習慣が形成される、体が勉強できる体ができ始める３週間の継続を目指しましょう。それから3ヶ月間はいっしょにチームになって前に進むことができれば、子供に勉強に関して自信がつき、嫌いなりにも解決する術を身につけることができるようになるといいですね。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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