Body language;ジェスチャーと日本人

英会話スクール
入院していた時の朝食。ご飯は250g。このような食事を毎日2週間、運動しなくても5Kg体重が減ります。

セシル英会話の社会人クラスで、「Body language:ボディーランゲージ」について話題になりました。

例えば、

“I don’t know.”

この表現を言う時によく行う仕草、ジェスチャーは、両肩を上げながら両手を広げて頭をもたげながら、「わかりません。」って感じでしょうか。

または、感情を表現する場合、

例えば、

“I’m annoyed.”

気持ちがイライラしているときのジェスチャーは、目をくるりと回し、いかにも嫌そうな顔の表情をしたりします。

ほかにも、nervous(緊張している)、embarrassed(ばつが悪い)などの気持ちをどのようにジェスチャーをするのか話し合いました。

入院していた時の朝食。ご飯は250g。このような食事を毎日2週間、運動しなくても5Kg体重が減ります。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

すると、生徒の皆さん全員、

「こんなジェスチャー絶対普段からしないですよ・・・。」

と言われてしまいました。そして、ボディーランゲージについて話が終わっちゃいました。

なんか、日本人とジェスチャーについて、どうもマッチしないな〜と気づくようになってきて、それがなぜマッチしないのかと考えるようになりました。

コミュニケーションにおいて、言語(カンバセーション)での意思疎通は、言葉が10%、その声が40%、残りの行動、態度、つまりボディーランゲージが50%と言われています。

コミュニケーションとカンバセーションの違いについて、こちらをどうぞ。

では、ボディーランゲージ、ジェスチャーをすることは、日本人は苦手なのでしょうか?

確かに外国人からは、日本人は何を考えているのかわからないと聞いたことがあります。生徒さんが言われたように、日本人は気持ちをジェスチャーするようなことがあまりないことが原因なんだろう。

映画の「ベストキッド(The Karate Kid)」など、日本精神を学んだ少年といわゆる西洋人との喧嘩シーンで、身振り手振り、脅したり、貶したりして少年を罵倒して、「お前よりも強いんだ!」と誇示しているけど、その少年は、そんな相手の前でもまったく微動だにせず、相手が殴りだした瞬間に、それを払い除けて、あっという間に倒してしまった。

そう、物静かでいるのです。

こんなシーンは、気持ちがスカッとします。

日本精神を学ぶと西洋人でも日本人ぽく、能のお面のような表情になってしまうのです。

韓国で身内が亡くなった時、大勢の人前で大声で泣き崩れたり、北朝鮮で書記長が亡くなった時でも、一般市民が「アイゴ〜」と必死で泣きを入れています(北朝鮮の市民は必死の演技だろうな)。

韓国の親戚たちが葬式で、叔父のご遺体の前で、人前でも大きな声で泣き崩れていたのを子どもの時の記憶に鮮明に残っています。

日本人は悲しいとき、「シトシト」と泣きます。同じ状況でも、あまり大げさなジェスチャーをしないのです。

これらの違いは、日本人が昔から持っていた美意識、感性なんだそうです。

これらの感性は、すべて、神、「カミサマ」に関係しています。日本人はあらゆるものに「カミサマ」は宿ると考えています。キリスト教やイスラム教のように一つの神ではないのです。

そこから、日本人はそんな「カミサマ」に寄り添いたい、馴染みたいという考えになり、自然に対して、繊細さをもって見るようになりました。

そして自然に溶け込む気持ちになるのでした。だから自然となじまない、目立ったり、派手であること、日本人が大げさに感じるボディーランゲージのような振る舞いは、「下品」であるという美意識になるのでした。

昨今の成人式の着物の品の無さや、身のこなしの無さを見ると、仮装大会、もしくはコスプレをしている「自己満足」のように思えるものです。そこには「カミサマ」を見ること、感じることができないものです。

こんな考え方が日本にはあったんだということを、民族情報工学を立ち上げた、井戸理恵子さんの興味深いお話を聞いて、深く感動しました。

そして、英会話のレッスンで「body language」の話題が、なぜ盛り上がらないのか、深く納得したのでした。

日本人の表情を読むことができない外国人との意思疎通をよくするためのコミュニケーションをとるとき、直立不動よりは、無理のない、自然な身振り手振りのボディーランゲージがあるだけでも、相手に自分のことを知ってもらう結果、効果が多少異なると思います。

 


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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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