Mysterious experience:「お伊勢さん」で不思議な体験をする

「お伊勢さん」こと、伊勢神宮へ人生初参拝をしてきた時の話です。

伊勢神宮の「内宮」前にある通りの「おかげ横丁」には何回か来たことあっても、毎回どしゃぶりの雨が降って、参拝をしたことがありませんでした。

というよりも、まったく伊勢神宮に興味がありませんでした。

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英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

日本の文化や歴史、古事記や天皇について知るようになってくると、実際に行って、見て、感じたくなるものです。

学校で「天皇」や「神道」のことなど教えてもらったことなどなく、また参拝時の作法などつい最近になって知りました。

世間知らずで恥ずかしい。

家族で共有し、子どもも興味をもつようになっています。

訪れたときは、初めて晴天に恵まれ、桜も満開で、気温もポカポカとして過ごしやすい日でした。

まずは、「外宮」から。

午前中に到着し、鳥居の前で一拝。

心の中で「お邪魔します（お恥ずかしながら正しい言葉使い、最高敬語の使い方を知りません。ごめんなさい。」

手水の作法も、前もって伊勢神宮のホームページでやり方を確認して望んだけれども、武漢コロナ肺炎のため、ひしゃくの使用ができなくなっていて、直接手洗いだけになっていました。

身を清めます。

我が家でもお客さんが来られる時は、まず洗面所で手洗いをしてもらっています。これは、ウィルス、ばい菌駆除のためです。

しばらく歩くと大きな木が立ち並び、木陰になっています。

なんとも言えないんだけど、妙に気持ちが落ち着き、なぜか鳥肌が立ち、静かな風が後ろからサ〜と吹き抜けます。

なんなんでしょうね。

雑念がない、鬱蒼さがない、表現できないんだけど、不思議な感じでした。

初めての体験です。

正宮の豊受大神宮（とようけだいじんぐう）です。衣食住をはじめあらゆる産業の守り神とされています。

そこでも伊勢神宮のホームページで参拝の作法を予習し、一般的な二拝二拍手一拝を学んでおきました。

ですが「お賽銭」を忘れてきてしまいました。

でも、後に知ったことですが、「お賽銭」はしてはいけないようですね。

そこで「ありがとうございます。」とお礼を言って、去ります。

このときも自分の名前と住所をお伝えするのを忘れていました。

お伝えしないと、どこの「安田」が訪れてきたのか、おわかりになりません。勉強不足でした。

参拝後、「凛」とした姿勢になりました。不思議です。

車で移動して、「内宮」へ向かいました。「内宮」前にある通りの「おかげ横丁」には大勢の人たちで賑わっていました。

鳥居で一礼し、「お邪魔いたします」と抜けると、「右側通行」で進みます。外宮では「左側通行」です。

五十鈴川にかかる宇治橋を抜け、手水で清めます。

森の中を入っていくと、前日の晩の大雨で大量の川の水が流れていましたが、荒々しさがなく、なぜか落ち着いています。

しばらく歩くと、「外宮」で体感したことが、ここ「内宮」でもしました。

鳥肌が立ち、不思議でした。

石の階段を上がると、正宮（しょうぐう）に到着です。

外宮参拝後に用意しておいた、お賽銭をしてしまいました。しなくても良いことをわざわざしてしまったわけです。失礼なことをしてしまいました。ちなみに私の前に並んでいた人たちは全員お賽銭していました。

ここでも、二拝二拍手一拝をし、「ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べましたが、自分の名前と住所をお伝えしませんでした。気持ちだけは伝わっていればいいですね。

その後の帰り道も、凛とした気持ちになり、ビシッと姿勢がよくなりました。

別宮へお参りしたときは、慣れない、お賽銭と二拝二拍手一拝の順番がめちゃくちゃになってしまい、恥ずかしい作法になってしまいました。

頭で考えていることと、体でできることとは異なるものです。

英会話学習でも、英語のことを知っていても、しゃべれるわけではないのです。

他の参拝者の作法の仕方を眺めていると、二拝二拍手一拝もどきで、手もみをしたりなどいろんなやり方をしている人が結構な数いました。

帰りのおかげ横丁で、「伊勢うどんと手こね寿司」を食べてお腹を満足させたあと、外宮近くへ移動し、伊勢市駅前がきれいにおしゃれになっていたので、そこのカフェのオープンテラスで春の陽気を楽しみながらコーヒーで締めて、名古屋へ帰っていきました。

２０００年前から鎮座され、ずっと男系継承の伝統を守り続けた國體。

こんな国は日本以外ありませんよね。本当に摩訶不思議で、すばらしい国です。

またしっかりとお勉強をして、参拝に来たいと思いました。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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