Polypharmacy；薬漬けで体を壊していない？

若い時は病院に行く回数がほとんどなく、国民健康保険料の支払いが無駄だと思っていたものが、年齢を重ね体のいろんなところにガタが来始めると、いままで苦労して納めていたのが、役に立つように思うんだそうです。

日本人の平均寿命が伸び、不健康な人の数も増え、国民健康保険に頼る人が増えれば、人口の少ない若い人が支えるシステムがすでに綻びが出ています。

少ない人数で多数の病人を支えるのは誰が見ても困難です。

今後、国民健康保険が破綻することになったとき、どの政治家が落とし前をつけるのだろうか。

選挙で国民健康保険廃止を訴えてる政治家は必ず選挙に落ちるはずだから、破綻しても誰も変えることができないはずです。

医療費はバンバン拡大し、だれも手に負えなくなります。

この制度を利用して、おかしなビジネスをやっているとしか思えないサービスを提供する医師も存在している。

医師の仕事にケチをつけるつもりは毛頭ないけど、目の前の患者の病気を治すことに視点が行き過ぎて、患者のトータルバランスを診る時間が多くの医師には与えられていないような気がします。

多くの患者を診ることで経営が潤うのであれば、限られた時間内で患者を一人ひとりじっくりと診ることは無理でしょう。

知り合いの親が病気がちの高齢で、２週間に１日病院に行くたび毎に、中サイズの白いレジ袋に薬がいっぱいに入った２袋をもらってくるんだそうです。

薬を飲んでいる親の様子を見て、薬だけでお腹がいっぱいになるぐらいの量を毎食に服用しています。

薬を多用に常用している人が結構多い。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

薬が食事ぐらいの量を服用することが習慣化されています。

医師から指示された量と服用する時間を守りながら、ある薬を最初に飲むと副作用で胃が荒れるので、胃薬が処方されています。その胃薬も肝臓に負荷をかけているようで、血液検査の肝臓の値が悪くなっていました。

肝臓の数値をよくするために、他の錠剤が処方されています。ただこの薬は便秘になりやすいので、整腸のための薬が処方されているのです。

その親も何が原因で薬を飲み始めたのかだんだんとわからなくなり、

「薬（ヤク）漬け」状態になっている！

処方する医師も、病気が治る目的のために処方しているんだろう。

ただ体が弱くなっている人にとっては、他の病院に掛ることもあるのでまたそこでも薬を処方されることがよくあるのです。

患者で薬手帳にたくさん処方された薬を患者さんに手渡す薬剤師の中には、まったく患者のためではなく、病院経営のための処方になっていることが分かりながら、患者に直接、薬を飲むのを止めることを伝えられずジレンマに陥っている人もいます。

結局、薬を飲むことを止めたら、快方してきた人が結構な数いると思う。

ほんと、恐ろしいことです。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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