脳と筋力トレーニングと英会話上達

英会話上達

脳と筋肥大トレーニングと英会話上達の関係の話。

日頃からメタボ対策やスポーツなどのトレーニングを行っていて、英会話が上手になりたいと思っている人向けの話。

私もトレーニングは週1日から6日まで、10年以上続けています。続けられている理由は主に3つあります。

1つは、30代に盲腸の手術中に「この辛さは、もっとトレーニングしないと、年食った年齢のときに耐えられずに死ぬな。」と勝手に思ったこと。手術と筋トレが関係するかは不明ですよ。でもそのときも普段からトレーニングをしていたから回復はめちゃ早かった。

2つめは、病気や寿命で体が弱ってから死ぬまでの時間が、普段から運動をしている人は、あっという間に亡くなるという真実を知ったこと。運動していない人は、苦しみながら亡くなるパターンが多いという、ドイツ人の医者からその話を聞いたときは衝撃だった。家族に迷惑かけたくない!

3つめは、健康上食事制限なく、いつでも、どこでも、なんでも、おいしいものを食べたいから。

そんな理由でトレーニングをしていますが、その内容に効果的なのは、「ストレッチ」、「有酸素運動」と「筋力アップトレーニング」。

この筋力アットレーニングって英会話上達する過程とよく似ていると思う。

すでに筋肉隆々で、脳まで筋肥大しているから英語は無理ってことはないので安心してください。

 

英会話に慣れていない人は疲れるのです。

私が、20代でアメリカへ一人で行ったとき、渡米後しばらく、ほんとうによく寝ていた。時差ぼけが3ヶ月以上も続くわけないし、健康も異常はなかったので特に心配はしていませんでしたが、日本にいたときとアメリカにいたときの自分の中で違っていたもの、それは、「普段使わない脳を使っている」からだと、後から知ることになりました。なぜならそんな経験があったか英語ができる人に尋ねると、やはり同じ経験をしている人が多いからです。

筋肉トレーニングも同じで、普段使っていない筋肉に負荷をかけて、限界まで持ち上げると、筋肉痛になったりします。筋肉がくったくたになって疲れ、筋繊維が壊れているから修復するため休息が必要ですよね。この「超回復」の理論によると、休息後トレーニングを再開すると、さらに筋肉が大きくなっていく。

 

そう「使うこと」。英語もずーと聴き、話し使い続けていると、英語を理解しようとする脳に限界がくるのか、急に疲れがきます。1時間英会話のレッスンをびっしりやっている生徒さんは、授業終了時に「あー、疲れた。今度のレッスンはお手柔らかに。」と言います。英語を話し慣れていない人は疲れるんです。確かに、英語の発音のための口や舌の動きも筋肉なので、その練習は当然必要でしょう。そんな体の一部の疲れではなく、脳が疲れているからくたくたになります。脳が汗かいています。

筋力トレーニングを続けていくと、筋肉がある程度まで大きくなりそして強くなります。そこでプロテインなどの栄養補助食品で筋肉肥大をめざすわけですが、英会話でいうと「これを使ったら話せるようになる!」みたいなストロイド注射的な宣伝がありますが、急激に効果がでるような英会話教材はありません。

だから基本、英会話学習は、継続と英語を忘れることを防ぐ作業を繰り返すこと。

 

筋トレも英会話習得もトレーナーをつけると効果的

あと、筋トレの初心者でも上級者でも怪我をします。だから初心者に特にオススメはパーソナルトレーナーをつけること。アメリカ人の知人で元ボディービルダーでステロイドも適度に使った経験のある上級者でも、トレーニンング中に大怪我をしてしまうのです。その彼も、パーソナルトレーナーを上級者でもつけるようにアドバイスをしていました。

自分に合ったサポートは短期間で効果的!
自分に合ったサポートは短期間で効果的!

 

パーソナルトレーナーは、こんなことをアドバイスしてもらえます。

  • トレーニング中の正しい姿勢(筋肉を正しい姿勢で刺激することと怪我の防止)
  • 食事管理(30gのプロテインを毎食摂取し、1日5食する(食べて体を大きくする)、またはトレーニング開始1時間前にプロテインを摂取)
  • スケジュール管理(週2日のトレーニング)
  • モチベーション維持(やる気)

英会話の習得も初心者であれば、適切なアドバイスや正しい習得法を教えてもらえるアドバイザーや講師、知人のサポートが受けられるとベストです。

  • 正しい英会話習得法を理解し実践している(私の過去のブログを参照してください)
  • 自宅勉強で何をするのか(インプット作業)
  • スケジュール管理(どのくらい頻繁に英語に触れるか)
  • モチベーション(やる気)

定期的に運動している人は理想の体型を維持して、健康も問題ないはず。

 

さらに上をめざすプロフェッショナル並みのボディービルダーでも、体のメンテナンスが必要なのです。知人が教えてくれたのは、「無知ではボディービルダーにはなれないぜ。解剖学、栄養学、心理学などすべてに精通していなければならないんだ」と。深い世界です。

英会話を習得した人や上達している人も同じで、地道に英語に磨きをかける作業をしているのです。そのトレーニングの先は、憧れの英会話ができる自分になれるはずです。

Let’s get moving!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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