朝一番にコーヒーの匂いに包まれながら、リラックスした時間がたまらないコーヒー好きな、セシルの安田です。
今回は、カフェやレストランなどへの子供連れと英会話スクールについて。
朝一番に、家族で自宅近くのショッピングモールへグローサリーショッピングに行くと、妻と赤ん坊の子供はショッピングへ、私はその間、スターバックスへ、まだあまり客がいない時間帯でゆっくり時間を過ごすのが週末の朝の日課でした。(Yay!)
いつもの「アメリカーノ」の注文と、本を1冊片手に持って、店内の奥へと、まだ混み合ったいない店内で時間を過ごすのが楽しみでした。
あるとき、店内の客は、ある母親とその連れの子供が、1歳ぐらいの子から、3歳、6歳、8歳の子5人で、朝食をみんなでとっていたようでした。また、別のテーブルには老紳士が一人と、私合わせて計3組の客がいました。
そんななか、先の1歳ぐらいの赤ん坊が私が店内で注文しているときから泣いていました。私は、特に気にも止めませんでした。当時私には同じぐらいの年齢の子供がいたからです。赤ちゃんが泣くのは、「暑い」か「腹減っているか」、「オムツが濡れているか」のどれかでしょう!?。でもその母親はその子のことをあまり気にとめることもありませんでした。
そう、私がコーヒーをほとんど飲み終えるころまで、その子はずーと泣いていました。
ずーとです。
やはりそんな赤ん坊を見ていた老紳士が見かねて、席を立ってその母親に向かって一言助言をしてあげていました。
するとなんと、その母親がその男性に向かって、
「おめえに何がXXXXXXX!」と、
ものすごい剣幕で怒っているじゃないですか・・・・。
すると私含めて、店員も「ぼー」とただ見ていただけ。
「・・・・・・・・」
その老紳士は、何も言わずそのまま店を後にしました。
確かに、母親がその場の空気を読まなかったこと、子供への対応などについて、批判に値するかもしれません。(でもそんな逆ギレしなくても、と思うけど。)
もしかすると、母親の立場から、「何が悪いの!客としてお金を払っているのに!」と思っての行動なのかもしれません。
でも店員が少しでもその母親と赤ん坊への気遣いをしていれば、そんな嫌な思いをする出来事はなかったのにと思いました。
飛行機の長旅で機内で客が寝静まっているとき、子供が泣いたらスチュワーデスがすかさず近寄ってきて、おもちゃを持ってきたりして、その親子のサポートをしているのを見たことがあります。
その時の店内は客のサポートができないほど混んでいなかったけどな・・・
アメリカではカフェやレストランなどで、「子供同伴禁止」のところが一般的にあります。
買い物を終えたアメリカ人の妻に、その話をすると、アメリカ国内のレストランでは、子供同伴禁止、もしくは入室禁止にしているところがあります。なぜなら他の客への迷惑行為、特に親としてのマナーがなっていない人が非常に多く、レストランやカフェのオーナーは「子供同伴禁止」の張り紙をわざわざしないといけないとのこと。親のあり方に問題があるのは、日本だけでなく、他の国でも同じのようです。
日本では、そんな張り紙をしているところは、聞いたことないな〜。そんなカフェやレストランがあってもいいと思う。
私の家族では、赤ん坊だった子供を同伴でカフェやレストランに行くときは、「バウンサー」を常に持って出かけていました。いつでもどこでもです。
子供をそれに乗せて、店内のシートやテーブルの下に置いて、リラックスさせていました。子供がそのバウンサーで泣いたりぐずったりしたことはありませんでした。おすすめですよ。
でも子供は場所関係なく泣くときは泣きます。そんなときは店内から出て子供が泣き止むまで待つか、そそくさと勘定を済ませて、多少なりともマナーとして他の人に気を配っていたつもりです。
マナーってどういう意味?
そんな嫌な出来事でも、今後の週末もコーヒーを楽しみたい欲求はありました。だから、「スターバックス」は子供連れについてどういう対応をするのか知りたかったし、また同じ店舗を気持ちよく利用したいと思っていたので、日本のスターバックス本部へ問い合わせをしようとしました。
しかし、日本のスタバ本部のホームページを調べても、「お問い合わせは店舗へどうぞ」としかない!本部のメールアドレスや電話番号さえもないのです。なんと不親切な対応かと思ったものです。
しょうがないので、Starbucks Coffee Seattle head office(シアトルのスタバ本社)にいっちょ質問してみようと思ったのです。
するとシアトル本社のホームページには、ご親切に、カスタマーサポートのページがあり、そこには電話番号やメールアドレスがちゃんとありました。「さすが本場のスタバのサービス最高!」(笑)
先の日本国内の店舗で経験したことを英語でメールし、子供連れに関してどう考えているのかも合わせて質問しました。私のfull nameと電話番号も添付して。
すると、すぐに電話がかかってきました!日本のスタバ本部からでした。(本当は、シアトル本社からの連絡を期待していたけどね)
対応していただいた方へ事情を説明すると、ただひたすら謝ってばかりでした。
私は別に、謝って欲しくてメールしたのではなく、気持ちよくまたコーヒーが飲みたく、もし同じようなことがおこったとき、どのように今後対応してもらえるのかが知りたかっただけ。また、店内への子供同伴についての回答は、「いろいろな人に過ごしていただきたい」との「当たり障りのにない」答えをいただきました。
「・・・・・」(ま、それはそうでしょ。)
「親としてどうあるべきか」ということを親が自覚しているのであれば、子連れでどこへ行っても問題ないと思う。
私は英会話スクールを運営しています。子供クラスの親の同伴を認めています。なぜなら親が授業で子供が習ったことを自宅で復習してもらえるならば、子供の英会話上達の心強い助けとなるからです。
また、下の子がいる親から、教室への同伴が可能かどうか質問を受けます。私は同じように「どうぞご一緒に」とお答えしています。
なぜなら、「親としての自覚」と「英会話習得への覚悟」をもった父兄といっしょに子供達を育んでいきたいなと思っているからです。
もし「子供はおちつきがない、泣くのはしょうがないし・・・」とか「だれも他に子供の面倒をみてもらえないし」みたいな他力本願や諦めみたいなこと言う親の話はあまり聞きたくないですよね!?
また「子供が親に近くにいてほしいというので・・・」というのも、子供は慣れるまで親に催促するのは理解できます。だけど、親と子供がお互いに理解できているコミュニケーションを普段からしていたら、すぐに子供は自立できると思っています。
さて、後日、
同じスタバへ行くと・・・・・
通い始めてからはじめて、店長さんがテーブル側の店内でお客さんの対応をしていました。(笑)
「日本のスタバもすばらしい!」
安田 英承
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