習い事を辞めたい子どもの話を聴く

習い事を辞めたい小学生がいました。

その習い事とは「そろばん」で、３年ほど継続して習い続け、進級するための試験にも毎級合格していたそうです。

４級の試験直前に、合格したらそろばん辞めるからね、と親に伝えたんだそうです。

京都御苑

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

今まで、コツコツと「４級合格」を目指していて、自分なりに上達していることも実感していました。

４級の試験直前に親に、「辞めたい」と伝えたんだけど、親は寝耳に水で、「なんで辞めるの？」辞めたい理由を知りたがっていたようでした。

親御さんとしては、３級以上は最低でも目指して欲しかった、そして暗算ができるようになれば、計算が楽だよ、と説得していたようです。

でも、子ども本人は、「親は嫌ならいつでもやめてもいい！と言ったじゃないか！」と反論していたのでした。

そこで、私から「どうして辞めたいの？」と質問してみたけど、そろばん塾のシステムがよくわからないことと、本当のその子の辞めたい理由まではわかりませんでした。

またしばらくして、その子に会ったときに、「そろばん塾」のその後の話を聞いてみたら、辞めていないのでした。

あれだけ辞める固い決心があったのに、なにがあったのかを話してくれました。

自分は習い事へは、親のために習っているのではないこと、そして親が、そろばん塾の先生と試験のシステムについて質問してくれて、それを子どもに説明してくれたんだそうです。そしてそれを自分が納得できたから、継続してその上の級を目指すことに決めたんだそうです。

子どもが辞めたい理由は、本当はなんだったのかがよくわかったお話でした。

いかなる状況でも、子どもが安心して学べるように、子供と親と一緒に英会話講師も巻き込んで、お互いが風通しのよい関係をセシルでも構築していくように常に心がけています。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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