日本社会の薬物検査の受入れ体制と英会話

英会話スクール

今回は、違法ドラッグ(脱法も含む)について。

ドラッグを使用したことがあるかどうか、テストを受けるように言われたことがありますか?

最近、マリファナが合法となったアメリカの州がありますが、日本は違法です。

オランダは合法だと、イギリス人の知人から聞いたことがあります。だから、週末は特急列車に乗る「オランダ・ドラッグツアー」なるものが、あるんだそうです。

日本では、最近脱法ハーブなるものが流行り、摂取後の状態が問題化しています。

私のスクールでも、講師だけでなく、生徒の方にも摂取経験、もしくは常習しているのかを意識し、未然に防ぐことは、重要だと思っています。

セシルの安田です。

でも完璧ではない。

私のスクールでは、日本人講師や外国人講師を面接、採用するときは、一人一人十分に時間をかけて、話をさせてもらいます。

でも、違法薬物を常習しているのかどうかなんて、ほとんどわかりません。

ていうか、判別無理でしょ!?

たまに、常にハイの人もいて、「?」と思う人もいたけど、だからと言って薬物中毒とは限らないものです。

ドラッグテスト

日本で薬物を摂取しているかどうかを検査する手段が、アメリカと比較する場合、とても少ないのには、驚いた経験があります。

アメリカでは雇用時に、ドラッグの簡易式テストチェッカーで有無を確認したり、病院でドラッグチェックをしてもらうことが、割と一般的。

ドラッグストアでこのような「ドラッグテスト」を簡単に購入できます

アメリカのドラッグストアでこのような「ドラッグテスト」を簡単に購入できます

 

これは、メディカルチェックの一つとも考えられているようで、日本の企業で多く採用されている、「身体健康検査」と同じ感じのもの。

ある時、面接の採用時に、「ドラッグテストの結果が必要」と、海外の企業から言われたことがありました。

私自身、日本でそのような検査をしてくれる機関を調べたことがなく、どこで検査してもらえるのか調べる必要がありました。

そこでまず思い浮かんだのが、警察。

日本の警察でドラッグチェックをしてもらえるかどうか、確認しました。

すると、逮捕後のテストのみで、普通には実施しないのだそう。

また、ある特定の病院や検査機関でしか警察は依頼しないんだそうです。

だから、「どこの病院でやってるんですか?」と質問すると、

「教えられない・・・」と。

理由を聞くと、どうやら、薬物摂取か中毒の人が来院するような病院には、普通の患者は行きたがらないので、病院のために公表しないんだとか。

日本らしいな、と思った。

一応、検査機関名も教えてもらって、そこへ問い合わせたけど、一般からの違法ドラッグテストは受け付けてもらえなかった。

(もし検査している機関があったら教えてください)

ちなみに、輸入品で、先の簡易式のドラッグチェッカーは日本でも手に入るみたいです。

結局、日本でドラッグテストの実施ができませんでした。またその企業も日本のドラッグチェックの事情を理解してもらい、採用と至った。

お酒のアルコールチェックは、夜の繁華街の道を封鎖してまで、行き交う車のドライバーの息をチェックをしていても、ドラッグのチェックはなぜかない。

日本でも公に検査を受け入れる機関がたくさんあっていいと思うだけどね。

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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