入試の時期になると、試験を控えた小学生から高校生は、英会話のレッスン中でも大変厳しい顔つきで、また勉強にとても疲れている様子の子どもたちが多く、ストレスも多いものです。
ず〜と文句言っている子たちもいます・・。
入試まであとちょっとなのに、勉強疲れで息切れをしている子たちもたまに見かけます。
とにかく悔いなく、乗り切って欲しいな。
そして、入試の結果をちらほらと聞かれ始めた時、ある生徒から相談がありました。
「同級生が入試にスベった・・・。声がかけられん。先生どうしたらいい?」
相談者本人は、希望校に受かったのでよかった!でも、ともに入試まで一緒に勉強してきた仲間同士の内の一人が、希望の学校へ受からなかったとのこと。
入試に受かった子たちは、不合格だった子の気持ちを考えて、あまりそのことに触れないようにしていたらしいのです。
微妙だな〜(苦笑)
学校の先生や親は、どのように子どもの対応しているのかな〜。
たまに、「死」選ぶ子のニュースを日本だけでなく、海外でも見聞きします・・・・。
むちゃくちゃだね。
合格、不合格の結果がどうであれ、一緒に悲しい、嬉しいなどの気持ちを共有出来る仲間で、なおかつ、本人が結果に左右されない覚悟であればいいんだけどね。
でもそこまで相手のことをよくわからないのであれば、私は、「友達が自分の気持ちを話してくれたり、今後のことを伝えてくれるまで待っていたら?」と最初に伝えました。
スベったことを本人があまり気にしていないのに、周りが変に気を使って助言や、同情してもおかしな話だしね。
また、見かけ以上に、本人がものすごく落ち込んでいる場合、的外れな励ましは、火に油を注ぐことにもなりえる。
もしかしたら、不合格のことを触れてくれないことに対して、友人自身が周りに不満を覚える事もあるかもね。「どうして、聞いてくれないの?」って。
相手の立場(不合格)に立つことは、合格して有頂天にいる立場から考えることってなかなか難しいと思う。
だから、その子には、「自分が素直な気持ちでいることと、相手のことをもっと本気で思うことでは?」というアドバイスで、この件は落ち着きました。
相手に十分気持ちは伝わるでしょ!
普段のレッスンでやっていることのほかに、個人的な相談に答えるのは気を使うので疲れるんです・・・。だって間違ったこと言えないですよ。
でもその反面、私にプライベートな真摯な気持ちを伝えてくれたり、相談を持ちかけてくれるのは嬉しいものです。
Good luck!
安田 英承
最新記事 by 安田 英承 (全て見る)
- 英語が話せるための教材の選びの心得 - 2024-04-12
- 英語で質問できる力を鍛えることは大切 - 2024-03-29
- 日本人のレベルに合わせた英語テスト:TOEIC - 2024-03-19
コメント