日本とアメリカの病院の違い:院内感染予防、血液検査、産婦人科

他いろいろ
「浜松市楽器博物館」へ行ってきました。 弦楽器シリーズからトランペットマリーンとクルース。

私は医療関係者ではありませんし、日本の病院でしか治療されたことがありません。

あっ、一度だけアメリカに住んでいた時に、歯科で親知らずの処置をしてもらったことがあります。アメリカの医療費の高さは知ってはいたんですが、あまりの高額に($800 当時約80000円)びっくりし、格安に簡単な処置だけしてもらい、残りは日本で治療してもらったことがあります。

知人がアメリカの病院のER(救急病棟)で勤めていたので、医療関係のことはとても詳しい。ですが、日本の病院で診てもらうときは、日本語の問題のため、できる限り私が引率して医者の話を一緒に聞いたり、通訳をしたりします。その時の話です。

 

「浜松市楽器博物館」へ行ってきました。
弦楽器シリーズからトランペットマリーンとクルース。

アメリカでは、メディカルの勉強を始めると、学生全員に「人間は汚い」ということを徹底的に教え込まれるんだそうです。

もしアメリカの病院で院内感染などが確認されると、一斉にシャッターが閉まり、あっという間に隔離させるそうです。それぐらい瞬時に反応することができるようです。実際にシャッターが閉まったときは、圧巻だっただとか。

私は日本人は綺麗好きだと勝手に思い込んでいますが、見えない細菌の恐ろしさのことはあまり気づかなかったな。

採血

例えば、採血される時、どちらかの腕の袖をまくって、看護師に腕を出しますね。それまではどこでも一緒。でも採血する看護師さんたちの手について、一度も気にしたことはありませんでした。

ふつ〜に、チクっとするのを我慢するぐらいで・・・

初めて採血に立ち会った時、看護師さんに向かって、

「危なくないですか?私がAIDSを持っていたらどうするんですか?手袋はしたほうがいいですよ!」と言うんですね。

確かに彼らは手袋をしていませんでした。

びっくりしました(目が点)。

手袋をしていない看護師さんが多いですね。(特に小さいクリニックでは)

アメリカでは、一人ひとりの患者に対して手袋を装着し、処置が終わったらそれを廃棄しているそうですが、日本では、処置後も同じ手袋したまま石鹸で手洗いして、そのまま同じものを装着して別の患者の処置をしているところをよく目にします。(どちらも殺菌作用は一緒なのかな?)

気づきませんでした。

診察室

そして、診察室に呼ばれて、「ベッドに横になって」と、医者から言われると、「ベッドシーツと枕カバーは殺菌したものですか?していないなら、私のハンカチで枕カバーにします。」

びっくりしました(目が点)。

それぐらい徹底しているということ。

その後、ベッドシーツと枕カバーの殺菌について、日本の病院で診てもらうと前の患者さんの髪の毛が枕やベッドで付着しているのを気づくようになりました。

 

産婦人科

最後に、産婦人科へ引率した時の話。

診察室に行くと、両足をかける装置がベッドのそばにありますよね。そしてベッドで横になる患者がそこに足を掛けると、下半身の処置が見えないようにカーテンで隠されます。よくテレビのドラマで見たことがありました。

同じように、看護師さんたちがカーテンを閉めると、

「どうして隠すんですか!」

びっくりしました(目が点)。

そのお医者さんは「この方にはアメリカ式で処置しましょう〜。」とさらっと対応していただきましたが、かなりショッキングだったようです。

カーテンで隠して処置するのはアメリカではありえないんだそうです。日本人女性にとってカーテンで隠されるのはどうなんでしょうか?もしくはカーテンについて疑問にも思っていないのかな。

 


 

ここまでアメリカとの違いを経験したら、日本の病院で診てもらうことにうんざりしていると思ったら、同じ病院でまた診てもらうと、少しずつ改善されているところもあるそうです。(笑)

 

日本の国民健康保険制度は大きなクエスチョンマークだそうですが、アメリカに比べ日本の医療費の安さに毎回驚いています。

他にも日本との違いがありますが、またの機会に。

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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