英会話習得に関わらず何かをマスターする、できるようになったり、
それを極めるためには『リピート』つまり『反復練習』が必要です。
「人間の反復性の原則」
リピートが必要な理由は簡単で、「人間の反復性の原則」だからです。
1回の練習や反復だけでは、求める結果は得られないですよ、ということ。
原則とは
ちなみに原則とは、原理とか原理原則なんて言い方もしますね。
ある物事における基本的な決まり、という意味です。
例えば、地球上で上から物を落とすと、下に落ちます。
同じように、高層ビルからあなたが飛び降ります。結果は・・・・
実際にあなたが飛び降りなくても、
いつでも、どこでも、だれでも、どんな考え方を持っていても、
みんな知っているその決まりごとや結果のことです。
幼稚園の時に先生から教えてもらったようなことですね。
「そんな高いところにいたら落ちて怪我するよ〜」
私はこの原則(Principle)をいつも考えるようにしています。
でも実行するのはとても大変。
さて、英会話の学習で皆さんどれだけの量を反復練習をしていますか?
頻度はどうですか?
反復練習をすることがなぜ必要か、本当に理解していますか?
実際の現場で英語が話せるような反復練習をしていますか?
英語の発音ができるように
英語の発音練習時に、
日本語と英語の発音の仕方が異なることが多い為に
「たくさん練習しましょう」とインストラクターから指導があるかもしれません。
日本語を話す時に必要としない筋肉の動きや発声方法に違いが英語にはあります。
TH, R, L などなど。
レッスン中でも、口を凄い形にするだけでなく、顔全体をひねってまで思うような発音ができない方をよくみます。
普段動かさない口の周りの筋肉や舌、顎などを意識して動かすので、
凄い形相になっていて、
発音チェックより、形相チェックになっています。(笑)
でも当の本人さんたちは真剣です。
私もそうでしたし、今もそうです。
他の方もきっとそうでしょう。
何回も何日も、いまでも練習をし続けています。
そうしてやっと、発音したい英語の発音ができるようになります。
リピート練習だけではだめ
ただし、英会話学習において、
反復練習は、知識を身につけるときや
先の発音練習のようにできないことをできるようになるためにはとても大切ですが、
実際に会話をするときに、その知識を使え、できるようになったことを使えないと意味がないですね。
例えば、テニス。テニスのラケットを使って素振りの練習を何回も、何年もしても、
実際にボールを当てて、飛ばしたり、ゲームに参戦しないと、なんのためにテニスをやっているの?、と。
発音練習ばかりして、発音は上手になっても、
伝えたい会話ができないと、「何を伝えたいの?」となってしまいます。
知識として英語学を身につけても、
実際に使う、話してみる、聞いてみる、会話をする作業をしないと、
結果はお分かりですね。
頭でっかちではだめなんです。
もう一度自問してみてください
どれだけの量を反復練習をしていますか?
頻度はどうですか?
反復練習をすることがなぜ必要か本当に理解していますか?
実際の現場で英語が話せるような反復練習をしていますか?
反復練習はつまらない作業です。
でも皆さん、何か楽しみを見つけて反復練習しましょう!
やっていると楽しくなることもありますが、
続かないのですよ。
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安田 英承
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