Professional students：いつまでも学生をし続けてみる

日本で会った外国人達の話。

彼らはすごく紳士的で、話をしてもとても知的。日本の大学に通いながらほそぼそとバイトしながら生活していました。

彼らの卒業後の希望は、日本で就職して日本でずっと生活をすることでした。

つまり移民を希望しているのでした。

そこで彼らが選んだ選択は、学生で居続け、就職活動をしながら採用されるまで在留期間、ビザをぎりぎり延長させることでした。

「京都御苑」に家族で行ってきました。「承明門」

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

大学に在籍できる期間は８年（？）だったか、成績もいいはずだけど進学前にわざと落第になり続けていました。その間結局就職先が見つからず、自身が語っていた嫌いな母国へ帰ることにものすごく怒り心頭でした。彼の祖国は彼にとって「地獄」だったのでした。

またある外国人は、政治的に当時の政権に反対する活動家だったようで、母国に帰ると逮捕されるとかで、家族で日本で生活し、奥さんはバイト、子どもは近所の学校へ、そして旦那は学生とバイトでなんとか生活していたが、彼もものすごくインテリな人間だったな。

当時の政権が変わればいつでも帰国できると言っていたけど、かなり安定して政権だったこともあり、学生ビザを延長して日本に滞在することを選んだのでした。

彼も進学前にわざと落第にして、留年ギリギリまで在学していたけどその後、私との縁がなくなってしまった。

事情はどうであれ、そのような学生を”Professional students”もしくは、” Eternal student syndrome（永遠の学生シンドローム）”と呼ばれています。

日本語の”プロ学生”のように十分稼ぎながら学生している彼らとは違います。

また、あるアメリカにいた留学生も同じように１０年以上学生やっている人もいました。

彼の場合は、最初医者を目指して医学部に入学したのはよかったんだけど、卒業間近に何か単位が足りなかったらしく、医者になることを諦めました。

そして薬剤師になるために、薬学部に入りなおし、また大学で数年学びました。

その数年後、薬剤師には本当はなりたくないことを悟り、今度は精神科医になりたく、再度大学に入り直した人がいます。

結局最後まで卒業でき精神科医になったのかわかりません。

彼の親かスポンサーは相当金持ちだろう。アメリカの医学部の授業料は半端なく高いのです。

彼のような人は、勉強をする機会に恵まれていてラッキーだな〜と思う人もいれば、勉強を語った無責任とも取れるだろう。

彼らのような”Professional students”と呼ばれる、大学内ではプロレベル（皮肉を込めた）の学生だけど、お金を稼ぐ力がなく、学生の間に何も価値を生み出すことが出来ない人は、大学で勉強すること以前に根本的に何か間違えているのではと思った。

子どもに英会話を普段からしっかりと習得させてみたい親御さん！

以下の場所で開講しています。

社会人の方でコツコツと勉強しながら英語が話せるようなりたい方！

以下の場所で開講中！

各教室やコースのスケジュール等のお問い合わせは、こちらから。

もしくは

0120-506-346　か

052−385−8423　までご連絡ください！

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

最新記事 by 安田　英承 (全て見る)

• 英語が話せるための教材の選びの心得 - 2024-04-12
• 英語で質問できる力を鍛えることは大切 - 2024-03-29
• 日本人のレベルに合わせた英語テスト：TOEIC - 2024-03-19