“The Founder”：「創業者」Ray Krocの話　

“The Founder” (邦題：ファウンダー　ハンバーガー帝国のヒミツ）を観ました。

マクドナルドの誕生から繁栄までを描いた実話に基づく映画でした。

“founder”とは創業者の意味だけど、この映画の主人公で、マックの創業者としてRay Kroc氏について描いている。

この映画を見て初めて知ったのは、Ray Kroc氏は創業者ではなかった。

Ray Kroc氏がシェイクのミキサーの営業マンであった頃、ほとんど売れることのない商品の大きなロット数の注文が入った。

その注文先に行ってみると、ある兄弟が経営していたハンバーガーのファーストフード店だった。

ウィトレスはいない、トレーはない、店員から紙袋で渡される注文の方法と客を待たせないシステム、清潔な店内、無駄のない店内。

お客の注文後すぐに商品を手渡すことができる見たこともないファーストフードハンバーガーショップと「マクドナルド」の名前に感激した氏が、フランチャイズとして参加したところから始まっていく。

私がアメリカに行った時に、「In-N-Out Burger」に初めて行った。その店内には常に清潔にされていて、テーブルの周りには常に店員が床の掃除とテーブルの上をきれいにし、トレイを置くゴミ箱も常にきれいにしていた。アメリカのマックとは大違いだった！さらに驚かされたのは、真っ白の服の上下のキッチンの店員達の動きの良さと彼らのお互いの掛け声がよく、また客からオーダーを取る時の店員の愛想が良った、彼らの仕事の様子を側からず〜と見ているだけで仲間に入れて欲しい！と思ったぐらい、すばらしいチームワークだったな。

だからだろう、ランチとディーナーには、毎日店内とドライブスルーは客で大混雑。ハンバーガー店と言ったらマックしか知らなかった当時、「In-N-Out Burger」にはびっくりさせられた。

名古屋にある「ノリタケの森」へ
1914年にアメリカに輸出開始したんだとか。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

この映画では、Ray Kroc氏と創業者であるマクドナルド兄弟とのフランチャイズ契約についてと、Ray Kroc氏の参謀者達のビジネスの目の付け所からの復活劇など、Ray Kroc氏が悪のビジネスモンスターのように描かれている。

実際に私が聞いたことのある、Ray Kroc氏によるマクドナルド経営についてはちょっと違っていて、彼と直接交渉したフランチャイズ経営者たちとのビジネス関係はとても良好で、お互いにとても信頼しあっていた。

例えば、

今や定番商品である「朝マック」のマフィンやハッシュポテトのメニューはフランチャイズのオーナーの一人が研究し、それを本部に提案したところ、全店舗に導入されることになり、本部とフランチャイズオーナーのウィンーウィンから、両者に莫大な利益をもたらした聞いたことがある。

だから映画で描かれているRay Kroc氏の姿と実際の彼の姿とどちらが本当だったのか、よくわからない。

日本にマックを持ってきた藤田田氏を見抜いたRay Kroc氏の直感力は凄かったんだろうな。

近所のマックには、毎週末のお昼になるとドライブスルーに入る車の渋滞で近隣の道路まで影響させているくらいの繁盛ぶり。

アメリカ本国では、そんな行列ができた光景は見たことがない・・・。

さて、映画の中で、

定番のシェイクの材料を冷凍庫に保存するのに電気代がものすごくかかることも、販売価格の低いハンバーガーとフライドポテト（French fries）の売り上げだけでは、本部に支払われる利益がほとんどなく、本部の赤字が続いていた。

その解決の一つに、フランチャイズオーナーの一人がRay Kroc氏に、袋に入ったパウダーでできるミルクシェークを提案した。粉状なので電気代がかからなかったことが経費節約になると全店舗へと導入された。実際はこの導入はマクドナルド兄弟との契約違反行為であった。でも、オーナー達は大喜びであったはずである。

このような話を聞くと、日本のコンビニのオーナーと本部との関係で、「金を巻き上がられている」と感じているオーナーが結構な数がいるとの話を聞いたことがある。

マクドナルド兄弟とRay Kroc氏との関係は映画で描かれているけど、Ray Kroc氏とフランチャイズオーナーとの関係は描かれていないので、本当のRay Kroc氏の姿には興味がある。

この映画のエンドクレジットでは、「パウダーシェイクからアイスクリーム入りに戻った」と記載されていた。

どんな味だったかしばらく注文したことがなかったので、近くに寄ったら味わってみようと思う。

ちなみにマックの世界的大成功は、ハンバーガーとフライドポテトのファーストフードシステムだけの貢献ではなかった。彼らの本当のビジネスは・・・・

知らんかった。

面白かった映画です。

１０・１１月開催中の英会話トレーニング集中セミナーご案内

知っているわずかな単語で簡単な英文を作って、英会話に自信をつける！

【講師】安田　英承（セシル代表）Yay!

「英語がしゃべれるようになりたい人」におすすめセミナーです。

問い合わせ・参加希望の

子供（小・中学生）対象は、こちらから

高校生以上・社会人対象は、こちらから

もしくは、電話(0120-506-346、052-385-8423)でご連絡ください！

子どもに英会話を普段からしっかりと習得させてみたい親御さん！

以下の場所で開講しています。

社会人の方でコツコツと勉強しながら英語が話せるようなりたい方！

以下の場所で開講中！

各教室やコースのスケジュール等のお問い合わせは、こちらから。

もしくは

0120-506-346　か

052−385−8423　までご連絡ください！

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

最新記事 by 安田　英承 (全て見る)

• 英語が話せるための教材の選びの心得 - 2024-04-12
• 英語で質問できる力を鍛えることは大切 - 2024-03-29
• 日本人のレベルに合わせた英語テスト：TOEIC - 2024-03-19