一度でまとまった英文を聞き取り、それを理解できるトレーニングをする

英語を習い始めた子どもから社会人まで、

まず「単語」を見て、聞いて、触ったり、匂いを嗅いだり、味わったりし、聞こえた単語を声に出してリピートする。

それを何度でも。

幼児の母語の獲得の仕方、周りの大人の話す言葉を聞いて、しゃべれるようになるように、英語初心者も同じ。

単語から短い文を聞き取り、リスニングができ、理解できるように、同じ要領で何回も聞いて、それを真似し、相手に通じたりしたら、その経験の積み重ねで会話ができるようになってくる。

短い分で、比較的ゆっくりとしゃべる内容であれば理解できるようになると、これから学習者にとって楽しくなってきます。

生徒さんのコレクションの一部を見せてもらいました。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

短い英文から少しずつ長い英文にも、聴き慣れてくる。

また、話すスピードにも慣れ、若干早く話す英語でも理解できるようになっているはずです。

さて、これから上を目指す、つまり相手のまとまった量の英語を聞き取れるように、理解できるようになれば会話が楽しくなってきます。

また受け取る情報量が、今までとは比較にならないほど大量の英語が一気に押し寄せてきます。

今まで一文ずつなら理解できていたものが、途端に歯が立たなくなるかもしれません。

でも難しい単語でない限り、その内容やトレーニングの方法とその反復回数次第で、徐々にではあるけど、上達を実感できるようになってきます。

そのトレーニング方法として、

初めて聞くまとまった英文を用意し、その内容も当然知らない、しゃべっているスピードはやや遅めのものを用意してみる。

ノートを用意し、その英文を書き取ってもらうんだけど、ここで条件があります。

初めて聞く英文だけど、それを１回だけ集中してリスニングしてみよう。

さて、どのくらいの英語が頭に残っているのだろう。

当然、何回も同じものを聞けば、理解できるはずです。

でも、１回だけでできる限り正確にまとまった英文を、どれぐらいの量を書き取れるか。

記憶として残っているのか。

１回聞いただけで、なんとなく内容を推測できても、実際になんて英語でしゃべっていたのか、ほとんど頭の中に残っていないのではなかろうか？

１００％。完璧に記憶しておくことは無理だけど、ある程度の量、もし仮にそれが日本語文だったと仮定して、それと同じぐらいの単語や英文を書きとることができるのだろうか？

まとまった英文を聞いて覚えている英語を全て書き取ってみる。

仮に、何か興味のあるセミナーや料理教室、音楽関係のクラスで、その講師が英語でのみの指導に出席する場合、当然まとまった英語の説明をするはずです。

それらのことが理解できるようにもなります。

それを目指すためにも、まとまった英文を一気に聞いて、一度で聞き取れるためにも、忘れないためにもノートに書き取ることで、さらに記憶に残りやすくなるはずです。

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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