健康診断の結果で売上を上げる医師

医者にもいろいろな人がいて、本当に患者を助けようと思っている人から、医師免許は持っているけど全く医療行為に興味がない人もいます。

先日、床屋に行ったとき日本の床屋の歴史について話題になりました。

時は戦国時代。武士の散髪をしていた理容師たちの手先の器用さから戦で傷ついた侍たちを現代で言う、外科的な手術をしていたと言います。

その名残から、床屋の店先にある赤と白と青の回転看板が血液を意味しています。

日本は昔から、各地で伝わっている家庭医療と漢方、いわゆる東洋医学がありました。それから手術をする蘭学が入ってきてから、日本に昔からあった医療は衰退していきました。

それから現代になり西洋医療が生まれ、様々な薬がアメリカから生まれました。

その殆どは、石油からできた化学合成物質ということになります。

健康診断の結果とは

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

お薬はお金になります。

つまり利益に直結すると同時に、その薬で病気が治るかも知れないこともあり、医師たちはどんどん患者に薬を出します。

本当の医療とは、患者の病気の原因を取り除くことが医師の仕事のはずなのに、その原因がわからないので、まずはお薬を出しておくので飲んでおいてくださいとなるわけです。

患者も患者で、薬を処方しない医師を信じない人もいます。

例えば、

中年以上に多い「脂質異常症」と呼ばれる病気があります。

高LDLコレステロール、LDL-コレステロール、中性脂肪が多くバランスが悪い状態が続くと心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが高くなります。

脂質異常症になる原因は、食生活、運動生活に問題があると言われています。

健康診断で、「脂質異常症」と診断されると、多くの医師はコレステロールを下げる薬を処方することがあります。

また医師たちは、コレステロールのアンバランスの原因は遺伝も原因かもなんて言われると、患者にとって自分で治すことができない錯覚に陥ります。

そこで、医師は救いの手を差し伸べ、コレステロールを下げる薬を一生飲んで資質異常症を治し、深刻な病気にならないようにと念を押します。

でも本来なら、患者自身が薬に頼らなくてもいい方法やアドバイスを医師がすること、原因を取り除くことをまずしなければならないことです。

血液検査等だけで判断し、患者のことを知らなくても薬だけ出して、コレステロールの数値がよくなったとしても、根本的原因を取り除いていない、見つけていないなら、近い将来ぶり返し、つまり大きな副作用が医師でも気づかないダメージを患者に襲うと思う。

これって本当の医療だろうか・・・・

患者側も医療を使うときもっと賢くならないといけないだろう。あと、いい制度でもある国民健康保険。コインの裏表のようにこの制度の弊害でもある、簡単に患者が医師に頼ってしまう、安価で医療が受けられ、その報酬が高いのも問題です。

ここにメスを入れられる政治家はいないだろうな。制度改革で値上げもしくは廃止となると、絶対に次の選挙で当選ができないぐらい、国民健康保険を利用している多くの年配者から総スカンを浴びせされることになります。

どんどん病人が増える日本になっていくかもしれない。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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