帰国子女の帰国後の学校の英語の成績は？

帰国子女でバイリンガルの生徒の話。

親の仕事の関係で海外に長期間生活をした子どもたちが日本に帰国して、その後の彼らの英語能力を維持するために、セシルのような英会話スクールに通ったりしています。

滞在期間や帰国したときの年齢、現地での生活習慣などによって、全く英語ができない子もいれば、母語の日本語があやふやになってしまっている子達もいる。

現地で生活する上で英語に困ることもなく、学校の授業にも参加して理解できていた子どもが、日本に帰国し中学生になった生徒たちがセシルにはいます。

彼らのクラスを担当して、つぶさに英語の維持と上達具合を観察している。

「蒸気で力で推進した魚雷」
ハワイ、パールハーバーにある、「ボーフィン・サブマリンミュージアム&パーク」。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

彼らの年齢にあった英語での日常会話はほぼ支障がない。

ただ読み書きは、日本語での読書や作文が苦ではなく、英語も帰国後でも同じような作業を継続していれば、年齢相応の文章を読んだり、書くことができるようになっている。

ただし、帰国後しばらくすると、日本の学校に編入し、日本語で生活する時間が英語で生活したいた時間数を逆転したとき、使わなくなってくる英語はあっという間に忘れていくものです。これは仕方がない。

何もしないと今以上に英語は忘れる。でも英語を使う時間と量は減っても、継続的に使えば、忘れにくくなるし上達も見込める。

せっかく身につけた英語を忘れてしまう危機感を帰国後に既に感じている子どもたちは、明確な目的をもっている。

その時点で、帰国後の彼らの英語力は維持ではなく、上達思考になっている。

セシルの帰国子女たちの隠れた努力は見逃せない。

中学生の子どもたちの学校の英語のテストはほぼ満点。たまにテスト問題の 読み間違いがあったり、現地で絶対に質問されない、されたことがない日本独特の問題は形式があるけどそれも日本式の慣れの問題。

だから英語のテスト勉強はしたことがない。

というか、彼らには必要ない。

その英語の勉強の時間が必要な他の生徒と比較すると、帰国子女は苦手科目にその分の時間を費やすことができるメリットがあるので、学校の成績も普通に授業を受けていれば、成績も常に上位の位置にいる。

ただし、英語の語彙力をその分増やす必要があるため、普段学校で学んでいることが英語でも理解できている必要がある。

学校の成績には問題がなくても、日本語で受けている授業の内容とほぼ同等の内容を、英語でも理解できるための英語力を身に着けておく時間をかけることで、両言語での理解度と深さが加わり、帰国子女の帰国後の英語力維持が問題ではなく、すでに上の次元のレベルに到達している。

ただ単にラッキーなだけでなく、努力しているのである。

更に彼らはこの機会を楽しんでいるようだ。

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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