楽器の「遊び弾き」と英会話上達

楽器の「遊び弾き」とは、自分が誰かになりきって自由に妄想して曲を弾くことなんだそう。

どこかで聞いた曲、お気に入りの曲、自分なりに曲をミックスさせたりして遊んで弾いたりすること。

セシル英会話のレッスンで、生徒さんとこの「遊び弾き」のことが話題になった。

ハワイのオアフに行ったときに訪れた墓地。
日本人の名前が多かった。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

私も個人的にギターを弾いてるけど、ほとんど自分がしていることは、「遊び弾き」の部類だと思う。

ギター演奏の基礎がまったくないのに、お気に入りの曲を聴いては、中途半端に弾いていることが続いているので、なかなか上達しない。

同じ曲ばかり弾いて、またその曲を全部弾き終えることなく飽きてしまうか、指が疲れてしまう。

上達するための練習量不足が問題なので、遊び弾きだろうが上達しないだけである。

ピアノ教室など通っていて、先生からの課題曲の練習よりも自分の好きな曲を引き続けることは、演奏上達に問題があるのかどうか。

課題曲について個人的に好き嫌いがあり、気に入らないものは練習に力が入らないこともあるかも。

でも基本弾くことが嫌いなわけではなく、自分の好きな演奏方法で自分らしく曲をアレンジしたり、ある演奏者のマネしてなりきったりして弾いているのも悪くないだろう。

程度の差はあれ、この遊び弾きをずっとできる人であれば、どんな曲でも自分が好きなものであれば、どこでも、いつでも、楽しく弾いて、聴いている人を喜ばせることができるんだろうな。

そう基本、自分が楽しければいいのである。

こんなお話を聞いて、英会話も一緒だなと思った。

確かに基礎的な学習法として、英単語など聞き取れない、英語の言葉を知らないと絶対に喋れるようにはならない。

ただし学習者は、喋れるためならどんな手段をとっていい。

英語がしゃべれるようになりたいとか、英語で触れ合うことが好きなら、自然といろなんあ英語を聞くようになる。

そして真似る。

たぶん自分流の英語だろう。めちゃくちゃな英語になっていないかもしれないし、通じないかも知れない。発音もデタラメかもしれない。

でも英語っぽくしゃべって、本人は完全になりきっているのである。

子どもがよく、英語の先生の真似をして、自分のぬいぐるみや兄弟を生徒に見立てて、それらに向かって英語でだろう、何を言っているのかわからないけど、ところどころどこかで聞いた英語をしゃべって、なりきっているという話をよく聞く。

「遊び弾き」と「遊び英語」。

大人でも通用する英会話が上達できる方法だと思う。

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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