cognitive dissonance：認知的不協和、なぜ英会話の勉強をしているのか？

なぜ英会話の勉強をするのか？

なぜ？

なぜ数学や化学などの公式を覚える必要があるのか？

なぜ学校へ行く必要がある？

なぜ？

親にテストの点数が悪いと叱られるから、勉強しているのでしょうか？

とにかく数式を暗記するように言われたり、学校を行かないと、卒業しないと将来が不安だからでしょうか？

cognitive dissonance、という難しい言葉を聞きました。

心理学の言葉です。

人は何か行動を起こす前に考えます。でもその行動が自分の考えと合っていないときの心理状態をcognitive dissonanceと呼んでいます。

航空会社の招待で名古屋市上空を飛行してくれた時の眺め。ナゴヤドームが見えました。いつもより低空飛行。人が密集しているのがとても良くわかります。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

本来、人間は自分の本来望んでいたこととは違う考えや行動を起こすと、不快を感じるようになっています。

だからその矛盾に合理性を求めるために、望んでいない考えや行動に意味づけの変更を加えます。

英会話の勉強の目的が、たとえば、ペラペラになっていろんな外国人とおしゃべりができるようになりたい、ことであれば、そのようになるための努力が当然必要です。

簡単なことではないし、時間がかかることです。

でも、しばらく続けていると途中で勉強が苦痛になって、だんだん英語に触れたり、勉強する時間が減ってきます。減ってくると当然の結果として英語力がガクンと落ちてくることを認識できるようになります。

本来の目的とその達成のためにがんばってきたことが、いまできていないので、本来の目的と今の矛盾を合わせるために、目的を変えることがあるのです。

たとえば、英語が喋れなくても日本では困らないとか、AIが今後もっと発達するから機械に通訳してもらえるようになる、今がんばらなくてもあとで挽回できるから、と勉強しないでいいという思考や行動にさせることで、自己満足するように人間はできているんですね。

では、cognitive dissonance：認知的不協和を起こさせない唯一の方法はなにか？！

英会話の勉強が楽しくてエキサイティングで、勉強することがたまらなく待ちきれないと思えるような環境と考え方で、常にリフレッシュしておくことだろう。

好きなこと、熱中することができるようにすればいいのです。

そのためにも、目的？なぜ？を本当に理解していないと、なぜ勉強しているのか分からず、貴重な時間を無駄にしてしまいます。

今の子どもたちや、会社で働いている従業員の多くは、なぜ勉強しているのか、なぜ働いているのか、本来の目的を見失っている人が多いような気がするな〜。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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