いきなり見ず知らずの人から英語で声をかけられたことはありますか?
びっくりしますよね。
話しかけてきた人が日本人ではない人種(肌の色が濃い)の場合、
「きゃ〜!」と大声をだしてその場から逃げられた!と「私は化け物ではない!」悲しく文句を言っていた外国人がいました。
もしあなただったらどう反応しますか?
- 聞き取ることができない英語に関して、なにもなかったかのように無視をする。(その場から去る)
- 仮に英語学習経験があったり、英語をすこしでも知っていたら、英語で意思疎通を図ろうとする。
- 日本語で意思疎通を図ろうとする。
いかがでしょう?
英語が上達したいのであれば、とる反応は決まってますよね。
きっと英語で意思疎通を図ろうとする。
もしくは片言の英語と日本語で意思疎通を図ろうとするはずです。
英会話のクラスで講師から英語で話しかけられて、なにを言っているのかわからない場合、聞き取ることができない、わからない英語に関して、なにもなかったかのように軽く流すとする反応が案外と多いです。
知ったかぶり
子供でも、大人でも、案外知ったかぶりをして、その場を逃れる人が多いんですよね。
落語に「転失気(てんしき)」という知ったかぶりのお話がありますね。とてもおもしろいです。
“Do you understand?(理解していますか?)” の質問に、
よくわからんけど ”Yes.”みたいな。
この反応は、
子どもでも大人でも、知ったかぶりをするのは、人は、基本的に他人から「劣っていると思われたくない」と思っているんだそうです。
しかし!
英会話を上達したいのであれば、わからない時は、
「わかりません」と伝える勇気が必要です。
たったこれだけでも伝えるだけで上達しますよ。
英語を勉強した経験のある人であっても、なかなか「わかりません」が言えないものです。
プライドなのでしょうか?
子どもでさえも、伝えられないことが多いんですよ。
質問されている英語の意味がわからないから、どのように答えたらいいのかわからないので、無反応になる場合もあります。
または、質問された英語は理解しているけど、どのように答えたらいいのかわからないから、適当にyesと答えたり、「無反応」になる場合もあります。
「わかりません、教えて下さい。」
質問の内容が分からないのであれば、
「わかりません」を英語で知っておく必要があります。
I don’t understand. もしくは I don’t know.
これらの2つのフレーズの発音、イントネーション、声の大きさなど伝わるための練習が必要です。
また忘れないように、普段からトレーニングも必要です。
相手の英語がわからないので、日本語になってしまう人もいます。
でも、日本語でも英語でも、「わからない」と意思表示をすることは、「英会話が上手になりたい」という願望の現れですし、案外伝わるものです。
そんな人たちは、英会話を学び始めたら、すぐに上手に英会話ができるようになるでしょう。
英会話に関わらず、わからないことを教えてもらい、できないことをできるようにする訓練をすること。そのために、繰り返し、継続が必要です。
しかしそれだけでは、足りないと思います。
「英会話が上手になりたい」という明確な目的があって、いろいろな英語に自分から率先して触れていくことが大切です。
教える側(講師)も同じなのです。
生徒からの質問に関して、難しい質問にすぐに答えられないのであれば、
「I don’t know. I will find it out. わかりません。次回までに調べさせてください。」と伝えなければならないと思います。
安田 英承
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