Father absence：内閣府の恋愛支援と家族の価値観の重要性を知る

内閣府が「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」で婚姻、単身世帯の増加、子育て、雇用、ひとり親、離婚件数の増加などについて、有識者会議で議題になりました。

その会議の中で、

恋愛について学校のカリキュラムの中に取り入れたらどうか、というところまで話し合ったようです。

「壁ドン」

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

「壁ドン」を学校で教えることについて、レッスンで話題になりました。

「壁ドン」の言葉自体よくわかっていないと、英語にはできませんね。初めて聞いたとき、なんのことかさっぱりわかりませんでした。

レッスンではそれを英語にして説明してもらいました。

さて、日本の少子化対策に歯止めをかけるために、政府がいろいろなことを考えています。

少子化の原因の一つに、若い世代、特に恋愛に億劫、結婚に魅力を感じない、家庭を持つことよりも仕事や自分のやりたいことを大事にする人たちが増えたことなど、家族のあり方が近年急速に多様化しています。

そこで、恋愛やプロポーズのハウツーを学校で教えようということが、内閣府でヒアリングされたということらしいことだけがマスコミで報道されているけど、たぶんあまり信用できる情報ではないでしょう。（都合よく切り取りしているんだろうな〜。）

いずれにしても、少子化対策なら、結婚したカップルがたくさんの子供を産んで育てることができる環境を整えることも大事です。

例えば、新婚カップルに子供をたくさん産んでもらうための補助金を出すのも一つの手だろう。

極端な例だけど、

アメリカの貧困層、特に黒人コミュニティーでは平均年齢１５歳の女の子たちが子供を産んでいる。

子供が子供を産んでいる。

その赤ん坊の父親は誰か知らない、もしくは分かっていても結婚しないでシングルマザーとして育てています。

なぜなら、

婚姻してしまうと政府から補助金がもらえないからです。

その補助金に頼る生活から逃れられない環境のため、その赤ん坊が１５歳になると同じように子供を産み、１５歳で産んだ母親は３０歳でおばあちゃんになります。そして４５歳になったときは、もう曾祖母になっている。

さらにこのようなコミュニティーでは、違法ドラッグ、ギャングなどがはびこり、負の連鎖から逃れにくくなっています。

貧困や教育の問題を埋め合わせるために、国の補助金によって解決しようとしているけど、結果、子供の数は増えても貧困と教育の発展への根本的解決には至っていません。

人種差別が原因と言われているけど、父親不在の家族環境、家族のあり方や役割、家族そのものが崩壊していることが一番の問題のような気がする。

日本では、結婚しないという選択、家庭を持つことに興味がない人が増えているという。

今自分のしていること、仕事や趣味に興味があり、それをパートナーと共有することを快く思わない、もしくは面倒くさいと思っていることもあります。

昔の日本にはなかった考え方と生活環境の変化によって、当然結婚しないことも当然あり。

いろいろな生き方はあってもいいけど、家庭を持つこととはどういうことかを子どもが感じることができる家庭環境って必要です。

特に、父親が家庭のあり方を示すことが特に大切だろう。これは教えることではなく、自然と受け継がれていくことだけど、形だけの家族で父親不在というのは、子供が将来家庭を持てる年齢になったときや考えるときに何かしら影響を与えると思う。

お金だけの問題ではなく、家族の価値観の低下と父親の存在の薄さを学校のカリキュラムに恋愛の仕方を導入したところで、人口減少に歯止めをかける解決には程遠いだろう。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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