From globalization to nationalization：グローバル化から国家化が進みそう

セシル英会話のクラスで、「コロナ後の世界（２０２１年）はどうなるか？」の仮定法の話題になりました。

元のようになるのか、それとも新たな世界、価値観になるのでしょうか？

専門家ではないので、各国がどのような動きになるのか判断はできないけど、どの専門家と称する人たちや政治家、経済学者、教授などは、このウィルスが世界を変えてしまったことの予測をだれもできなかった。

ただし、今起こっていることの延長線上のことは、なんとなく推測できそうです。

入院していた時の病院食の昼食。ご飯は２５０ｇ。このような食事を毎日２週間、運動しなくても５Kg体重が減ります。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

日本では不要不急の外出自粛の要請で、外出する機会が減っています。

海外でも、外国人の入国を受け入れる国や、受けいれてもしばらくは政府の監視下で完全隔離を強制される国もあります。

こんな状態が解除されても、人の気持ちには外出することが「怖い」という感情が先行して、気軽に海外旅行する気が以前に比べて失せてしまった人が多くなっていると思う。

ハワイに最近日本から出国した人の報告では、飛行機の乗客数は１桁台。

入国許可が出るまで、高額なPCR検査の結果報告などの大量の書類を準備する必要があるようです。

航空会社の経営者の立場を考えると、ジャンボジェット機にエコノミークラスの乗客が１０名そこそこで仕事していては、燃料代、パイロットやキャビンアテンダント、チェックインカウンターの従業員などの給与を考えたら、倒産も時間の問題だろう。

また、高い家賃を支払って店舗営業している旅行代理店も１日に数名の客しか来ないと聞きました。

またハワイのような観光産業で賄っていた経済力も、観光客の激減で観光関連産業、レストラン・ホテル、ショップなど壊滅的な被害になっています。

でも世の中、怖くて海外に出ないという人もいれば、まったく怖いと感じない人たちがいます。

こんな状況が仮に続くと、海外旅行がしたくても、よほどの金持ちでないとできなくなるだろう。つまり、数名の乗客でも採算の合う旅行代金です。

この人達は「Go To トラベル」のように、今度は定額の国内旅行の需要を掘り起こすことにもっと貢献することになるかもしれませんよね。

また人が世界から集まるグローバルな東京オリンピック開催。

個人的にまったく興味はありません。

ただ、日本国が外国人選手の入国の許可をしても、外国人選手や選手の派遣をする国が出場を辞退するとかがでてきそうですね。でもワクチン接種が広がれば、ワクチンの効用が認められれば開催ができるかもしれません。

このタイミングに、オリンピック開催の目的を世界が振り返るためにもいいかもしれません。

各科目の選手を全員東京に集めて競技をする祭典でなくても、もっと違う方法で選手が活躍できる開催方法があるはずです。

旅行業やオリンピックの開催の動向を見聞きしていると、自分が弱くなってしまっては、弱っている相手を助けたくても助けることができません。また世界は表と裏、取るか取られるかがはっきりしています。弱っている相手には容赦ない国や組織がそこら中に存在しています。

それを考えると、世界皆兄弟、みたいな幻想のグローバル化から、弱体化してしまっている自国を強くする国家化への道がますます加速しそうです。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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