Japanese New Year’s Food：御節料理とは？

年末の晩には年越しそばを食べ、

新年になると、御節料理（おせちりょうり）を家族でいただきます。

日本の文化である御節料理を英語で説明できますか？

Japanese New Year’s Food等、いろんな英語表現ができます。

でも御節料理の一つ一つの料理には意味があり、それらは５種類に分けられ、２０種以上の料理定番があります。

「黒豆」は、マメに働くようにと願いを込めて、

「数の子」は子孫繁栄、

「きんとん」は金運、などなど。

さらにこれらの料理をきれいに重箱に詰めたらそれらを２重、３重、４重と重ねます。

これも幸せが重なるように願いを込めています。

おせち料理

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

この御節料理の起源は、家を守ってくれるように神さまへお願いするお供えものだったのです。

正月に家の神棚にお供えした御節を神さまと家族が一緒に食べることで、神さまから力をもらうことを願っていたんですね。

私の家族は、お節料理以外にも、韓国の旧正月に食べられていた韓国料理のトックスープ（떡국：韓国餅の入ったスープ）に韓国のりとネギを好みで入れて食べていますよ。

古来の日本の御節料理は保存することが困難なため、塩を使っていたのでお米と食べるのに味が合っていたはずです。

しかし現代の御節料理はというと・・・・、

今年の御節料理はお店で買ってきたものをいただいたのですが、ひとつひとつのお皿に盛ってある原材料を見てみると、ほぼ全部の料理に

砂糖が使われているのです。

だから甘い！砂糖は料理を保存するのに最適なこともあるのですが、すぐに飽きる！

でも砂糖が料理に使われているほとんどの御節料理は、現代になって作り上げられたものではないか？と思います。

例えば、店頭で売られている漬物でも、保存を利かすために砂糖を使っているのです。つまりマーケットメカニズム上、作ってすぐに傷んでは商売にならないからです。

御節料理も似たように発展してきて、本来の食べることよりも、おせちを家族の前に広げて正月の雰囲気を楽しむためだけのものに変化していったのかも。

英語にはない日本語の文化を説明することは、英会話初心者にはなかなか難しさを感じるかもしれませんが、挑戦する価値はありますよ。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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