近所にマクドナルドが数店舗あります。
どの店舗も週末のお昼時は、注文する客の車が10数台以上、道路にまで待っているので、店舗の周辺では交通渋滞を引き起こしています。
本場アメリカにあるマックに行ったとき、一度も日本のような渋滞を引き起こすほど、また店内が注文をする客でごった返すところを見たことがありません。
日本のマックはすごい人気だなと思う。
以前、マクドナルドを世界に広めた男の映画、「ファウンダー (The Founder)」を見た時のブログやマックのミルクシェイクについても書いています。
そして、見た後、ものすごい違和感を感じました。
founderは創業者の意味。
この映画の主人公は、実在の人物で「レイ クロック」。
実際に創業したのは彼ではなく、マクドナルド兄弟が始めたハンバーガーショップでした。
クロック氏が彼らのマクドナルドのハンバーガーの作り方、売り方などあらゆる面で感動したところから始まります。
映画の中ではクロック氏がものすごい、金や名誉欲にがめついイメージで描かれていて、マクドナルド帝国をどのように築いてきたのかの視点で描かれています。
映画としてはおもしろかったけど、見終わった後、どうしても解せなかったのことが、だた一つ。
もしこんな性格の人が手掛けたビジネスを世界が受け入れるわけが無いと思ったのです。
英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。
そして、マックのことがもっと知りたくなり、マックに関する本を読んでみました。
「マクドナルド わが豊穣の人材」(McDONALD’s Behind the Arches)
この本を読めば、映画で描かれたレイ・クロックの視点だけでなく(これも真実だろう)、彼は誰よりもマクドナルド兄弟のハンバーガーを売ること、広めることを愛し、フランチャイズ加盟店主を自分の利益よりも儲けさせるかのことがこの本には書かれているけど、映画では全く描かれていません。
この本は、なぜマクドナルドが世界で愛されているのかが少しわかったような気がします。
ちなみに私もマックはたまに食べたくなるけど、マックの回し者でもありません。
その本の中に、「ミミズの肉」の話があります。
中学生ぐらいの時にマックの話題になり、「マックのハンバーガーは牛肉じゃなくて、ミミズの肉でできとるらしいよ。」とか「ねこの肉」とかのうわさ話を覚えています。
このミミズの肉の話の出どころが、この本に書いてありました。
1976年ごろのアメリカのアトランタから、住民の間でこの噂が広まりました。売上が落ち始めたところに、利益を上げるために牛肉の代わりにミミズの肉を使い始めたという。
ここで火をつけたのが、マスゴミ。
ニュースでミミズの肉がマックで使われていることが一斉に流されました。
当然、この話は事実無根で、クロック氏は後に記者会見で表明していました。
“We couldn’t afford to grind worms into our meat,” “Hamburger costs a dollar and a half a pound, and night crawlers six dollars.”
(ミミズを肉の中に入れる余裕はありません。ハンバーガーを作るのに1ドル50セントがミミズなら6ドルかかるのです。)
企業努力で、食品の安全性や店内の清潔を維持し、広報活動でこのネガティブな情報をいくらがんばっても消し去ることができず、アメリカでの利益がガタ落ちになり、なかなか回復基調に戻らなかったようです。
この噂が日本にいる中学生たちの耳にも入るくらい、マックのハンバーガーがうまいというポジティブな情報よりも、ミミズの肉のネガティブのほうが広まりやすく、消しにくい。それもず〜と長い年月が過ぎても未だにこの話を信じている人もいると思う。
このうわさは嘘だということが証明されても、まちがった報道をした各マスコミは、金になるネタならお構いなしだったんだろうか。この本には、この件についてのマスコミから謝罪があったかどうかの記載がありません。
マック本社が突き止めた噂の発端は、テレビのトークショーでミミズの養殖場の主が話した夢、「ミミズ養殖界のマクドナルドになりたい」でした。これがどこでどう変わったのか、牛肉がミミズになったようです。
このネガティブキャンペーンの影響で、かなりの利益を落としても生き残れているのは、レイ・クロックの欲のない信念の功績が大きかったんだなと思いました。
彼が欲と利益に囚われた人間だったら、これほどまで成功しなかったんだろう。
もしかしたら、現在もよく聞かれる、マックに限らずファーストフードの食品を食べると健康を害する、メタボになるなどのネガティブな情報も、もしかしたら噂か?と思うようになりました。
どの食品にしても食べ過ぎは体によくないのは言うまでもありません。
また久しぶりにビッグマックセットを食べたくなった。
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安田 英承
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