日本の中学校の授業で英会話ができるようにならなかった一人の、セシルの安田です。
そんな中学生の時の話。
友人と遊んでいると、自転車に乗った二人の外国人が僕たちに話しかけてきた。
日本語がとても上手で、モルモン教だか、ホルモン教だかの布教でアメリカから来ている、と話してくれた。話しがとても盛り上がり(盛り上げさせられた?)、一度教会に来るようにと、誘ってもらった。そこでは、フリースナック(!)や英会話の授業もあるからというので、「ラッキー!」と思い、彼らの自転車の後にそのままついていくことに。(いいカモだったんだろうな〜)
当時から怖い物知らずで、つっぱしる傾向があり、その後恐ろしい目に会うことに・・・
冗談です。
彼らや教会の人たちにとても親切にいろいろなことを教えていただき、聖書も頂きました。(一度も読んでいない・・・・分厚すぎ!)
2、3ヶ月ほど授業に参加させてもらったけど、都合が合わなくなり途中で行けなくなってしまった経験があります。
途中で学習が続かなくなってしまったので、当然英会話もできるようにはなりませんでした。
ところで、私の考える英会話ができるとは
「自分の伝えたいことが英語で言え、わからないときに英語で質問ができることです。つまり、 どこにいても、国籍が異なるどんな話し相手でも、いつでも、英語で意思疎通ができるようになる」ことです。
そのようになるためには、英語を使う頻度を増やすこと。
「聞く:話す:読む:書く」
英会話ができるようになるために、英会話スクールに通うのもひとつの選択になります。スクールを探している人にとって、スクールによっては、いろいろなコースが用意されていて、自分のレベルに合うのがどれかわからないのが本音でしょうね。
「グループレッスン」と「マンツーマンレッスン」の違い
この2つについて一般的に大きな違いは、クラスに参加している生徒の人数と授業料。
マンツーマンレッスンは講師一人に対して、生徒一人。その分、授業料はグループレッスンに比べて高くなる傾向です。スポーツ選手などのパーソナルトレーナーが、マンツーマンレッスンの英会話講師と考えてもらって良いと思う。
他の違いは、グループレッスンだと恥ずかしいとか、和気あいあいでリラックスできるとか。また、マンツーマンでは窮屈とか、集中しやすいなど、良い意味でも、悪い意味でも、比較されています。
でも、グループかマンツーマン、どちらがお勧めですかと質問されたら、私の個人的なアドバイスは、「あなた次第」。
英会話ができるようになるためのひとつの手段だから、グループでもマンツーマンでも目的は達成できると思う。「楽しそう」とか「リラックスできそう」とかは、感情論なので、あなたの気持ち次第!
ただしグループレッスンで、フリーカンバセーションが含まれるレッスンの場合は要検討かも。「フリーカンバセーション」とは、与えられたお題目について、それぞれが自由に発言できる授業内容の一つ。
私の上記の英会話ができることの定義に加えて、「流暢さ」は英会話でとても大切な要素です。もし在籍する生徒それぞれに「流暢さ」の違いがある場合、クラスに参加するかどうか、よく検討することをお勧めします。
英語を使って話し合おう!
アメリカのシアトルで語学留学をしていた時、そのスクールでは、入校前にプレイスメントテスト(英語実力テスト)と面接試験があり、その時の英語力に合わせて、クラスが分けられていました。
入校して1ヶ月ぐらいたった時、私と同じ初心者のクラスメート4名ぐらいと、上のクラスの上級者の4名ぐらいだったか、日本人や韓国人などみんなでいっしょにファミリーレストランのデニーズで親睦会をすることになりました。
はじめは、みんな日本人同士や韓国人など同じ言語同士で会話していました。そんな中、上級クラスの生徒が、「みんなで英語で話し合おう!」みたいなことになり、がんばって英語で話した経験があります。
ひとつのテーマについて話しあうことにしましたが、困ったことがおこり、みんなでその後、反省会をすることに。
参加した初心者でも上級者もみんな、「流暢に」英語で伝えられない。
ある人は質問や相手の話している英語がわからない。わからないことの質問ができないし、質問した方も、「OK? Understand?」ぐらいの英語しか質問ができないから、その質問に対する答えにまた、困る・・・。または質問や相手の英語は理解できているけど、英語で伝えられない。「う〜、あ〜、」でその人の発言が終わるか終わらないか、様子を見ながら、みんなで待っている状態・・・・
だから、たった一つの質問に対して答えたり、なにか意見をするのに、日本語や母国語であれば、「5秒ぐらい」で済む内容が、英語にすると流暢さがないので、5分から10分もかかってしまった。
スクールに通っている生徒だったから、当然といえば当然の結果。だってみんな英会話ができないからね。
あるテーマについて英語で話すためには、十分な量の単語数、文法力、聞き取りができる、発言時の流暢さが必要になります。それらが十分にないと、グループレッスンでもマンツーマンでも、期待するほどのフリーカンバセーションができません。
でも、講師のセンスと生徒ひとりひとりの会話力を見抜く力で、生徒が理解できる、そして簡単に答えられるような質問ができる指導力を併せ持ち、「生徒に合った適切な授業内容」を提供できる講師であれば、大きな人数でレベル差があっても、当然個人レッスンでも、フリーカンバセーションに参加することができます。あとは、あなたが自信をもって英語で発言するだけです。
少しずつでも自分の意見が英語で伝えられるようになると、英語の勉強も楽しくなりますよ!
Let’s get moving!
安田 英承
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