姿勢には気を使っています。姿勢がよくなって身長がこの年齢になって2センチほど高くなった、セシルの安田です。
私の妻はとても姿勢がいいです。なぜなら妻が子供のときから、彼女の母親が座る姿勢、立つときの姿勢、歩くときの姿勢とその歩き方まで厳しく躾け、何回も練習させたと言います。
私は姿勢なんて全然気にしていなかったので、よく妻から注意されていました。だからでしょうか、身長が伸びました。身体測定で身長の数値が異なるので、さほど気にしていませんでした。でも1年後の測定時の数値がまた上がっているので、「冗談だろう?」と思いましたが、振り返ってみると姿勢がよくなって、体が縦に伸びたようです(笑)。普段から相当姿勢が悪かったことを意味していますね。今もたまに彼女から注意されますが・・・・。
日本語の「姿勢」とは
日本語では「姿勢」というと「体の使い方」と「心の状態」について意味することがあります。英語では、体の姿勢のことを「posture」、心の姿勢を「attitude」と表現します。今回は体の使い方の姿勢(posture)と英会話について。
「姿勢」の漢字をよく見ると、「姿(すがた)」ですね。それに「勢」は「いきおい:ちから」を意味しています。つまり、力が入った、勢いがある姿の状態であると言えそうです。だから、良い姿勢や悪い姿勢というものはなく、「姿勢」そのものを正しく身につけていないと、武士道では、あっという間に、相手に殺られてしまうことを意味しています。
だって、椅子にふんぞり返って座った姿勢で、いきなり相手が襲ってきたら、間違いなく大きなダメージを受けるはずです。でも正しい姿勢であれば、すぐに反応しやすいと思いませんか?
本来の正しい姿勢を身につけていると、動きにも無駄がないので、その姿は美しく見えるはずです。
毎朝通勤途中に見かける男性がいます。この人は本当に姿勢がいい。遠くにいても、その人の存在がわかる!これってすごくないですか?
街中の女性でも、姿勢良く歩いている人は本当にかっこ良く見えます。
赤ちゃんも体の大きさに比べて、頭が大きいのに背中のない椅子にちょんと腰掛けると、本当に姿勢良く座っています。おもしろいですね。
Good posture or Bad posture
幼児期から正しい姿勢を身につけないと、「猫背」などの悪習は子どもでも病気を誘発しやすくなります。頭痛や、腰痛などの体の痛みや神経性から心理的なものまですべて絡んでいます。運動能力まで影響を与えます。恐ろしいですね。
例えば、精神的に病んでいて「躁うつ症」などの人で、正しい姿勢を維持している人は見たことがないし、嫌なことや不幸なことがあり、悲しんでいるときに、姿勢良く泣いている人も見たことがないでしょ?
普段から「よっしゃ〜!今日もがんばるぞ〜!」という人はすでに体の使い方を身につけていて、姿に勢いがあると思う。
こんな良いことだらけのことを幼児期から、常日頃教えてあげていないことは、親や周りの大人の責任だと思う。
子ども英会話スクールの授業中でも、「good posture」と 「bad posture」の生徒を比較すると上達度が全然違います。「good posture」の子は常に集中しているようです。「bad posture」の子は集中しても、あまり長続きしません。机に上に肘を置いて、授業を受けていたり、頭を垂れてうつむきながら英語のフレーズの練習をしている子どもは学習の能率がよくないようです。
学校でも姿勢が良いと、成績もよくなるというデータがあります。姿勢が良くなって、成績がよくなればこれほど簡単に成績が上がる勉強方法はないです。正しい姿勢を身につけることは、勉強する以前のしつけの話だと思いますが・・・・
大人でも仕事でパソコンの前にずっと座っていたり、接客業でずっと立っているのも、正しい姿勢を維持するのは困難です。定期的にリラックスしたり、軽い運動を取り入れるといいですよね。その後の業務や英語の勉強がうんと捗ります。
ついつい目の前のことに集中してしまい、正しい姿勢をし続けることを忘れることがあります。でも常に意識することは大切です。
正しい姿勢の人の英会話は、話し相手が受ける印象も随分良いと思います。で、あれば一緒にやってみましょう!
Let’s do it!
安田 英承
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