英会話習得のための留学

英会話上達

 

最近、フィリピンでの語学研修が流行っています。私の知人でも会社を辞めて、英語をマスターするためにフィリピンへ行く人が多いです。フィリピンである主な理由は欧米諸国に比べた時の費用の「安さ」が人気の理由となっています。

そんな英会話習得のための留学について。

英会話習得だけの目的で長期留学(1年以上)するのは、もったいないと、留学経験のある人は口を揃えて同意してもらえると思う。英会話習得が目的ならば、おそらく現地のランゲージスクールに通学して英語を学ぶことが主な活動になります。それが目的でなくても、バックパッカーで現地を旅する人、将来の夢に向かって何か技術を習得するために、ある施設や人を頼って行く人でも十分英会話習得は可能です。なぜなら、日本語では通用しないから。英語を使わないと日常の生活に本当に困るからです。

 

日本で生活をしていても英会話習得は可能

日本でしっかりと英語の勉強をしてきた人であれば、現地で社交性を深める活動を行えば、2〜3ヶ月で英語をモノにできた人を今までたくさん見てきました。だから学生時代に英語を勉強し、休学もしくは、会社からお休みをもらえれば、3ヶ月間の海外生活で英語がモノになる可能性が非常に高まります。

ただし条件があります。

  1. 事前準備をしっかりとしてきた人、つまり英語の勉強をしている。
  2. 現地でも英語の勉強をし、英語を使う機会を積極的に増やす。
  3. 習得するための覚悟を決める

この3つができる人が対象です。

#1について:勉強を頑張っている人は、後々になって効果が現れます。それも早い段階で。海外生活にまだ慣れていない段階で、英会話がよくわからなかったことが、この頑張りの影響で急に理解し話せるようになってきます。

#2について:これは別に、机に向かって勉強をするという意味だけではありません。意思疎通をするための知識を習得する必要があります。相手の話している英語がわからないままで済むのであればいいのですが、ほとんどの場合は、わからないと困るのです。理解できるようになるための作業が必要なのです。

#3について:英語だけに限った目的であれば、日本にいても今の時代、十分英会話の習得が可能なのです。例えば、日本のアニメ好きの外国人で、地元で生活をしながら、日本のアニメや漫画から日本語を普通に話せるようになっている人もいます。日本人の中にも、海外の映画や音楽が好きで、英語が話せるようになった人もいます。「好きこそ物の上手なれ」でしょうね。

ただ、日本人の場合、習得方法を知らないのと、言語習得の厳しさ、それに耐えることができない人がほとんどだと思う。そんな人に向かって「海外に住めば簡単に英語が話せるようになるでしょう!?」ということがまかり通るはずがないのです。楽して英会話が習得することはないのです。(英会話だけの話ではないのですが・・・)

上記3つが実行できない人は、習得に時間がかかります。また何十年も英語圏で生活をしていても英語ができない人をたくさん知っています。

これは、日本に何年も滞在している外国人でも、日本語が上手にできない人と同じです。つまり、日本語の勉強を入国前までしていても、日本での日常生活から日本語を使う頻度や勉強をしていない場合、上達は望めない。日本語習得の難しさはあるだろうが、「覚悟」があまりないし、日本語そのものがあまり日常生活で必要がないことが主な要因でしょう。

「海外に住めば簡単に英語が話せるようにはならない」、ということ。そう、「覚悟」です。

時間とお金を有意義にして、英会話習得のための留学をするのであれば、これら3つは絶対条件です。

 

永遠なり・・・

永遠なり・・・

 

この3つの条件をクリアできれば、英会話をある程度モノにできます。ただし、習得するのに終わりがないこともひとつ付け加えておきます。ずーと勉強なのです。

語学留学を検討している人の参考になれば嬉しいです。

Let’s get moving!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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